舞い散る黄色い花びら - 2008年02月16日(土) 日曜の朝方です... エンタをかけてたのは覚えてるんだけれど、最後のほうで意識が( ̄ー ̄;ゞ うたた寝して夜中に起きたので、一応、土曜の続きの感覚です。 今日は城ホール横のシアターBRAVA!へ2度目の「IZO」観劇に行きました。 いったん起きて「めんどくさいな〜…休もうかな……」とぐじぐじ考えましたが(−−; 爽快感がある話ではないし、主演のファンでもないし、1回目でわりとおなかいっぱい。 いつも一緒に行くお友達が仕事の関係で来れなくなって、お茶する楽しみもない(´-`) でも、新感線FC先行で1枚も取れなくて、掲示板でゆずってもらったチケだし。 出かけないと寝てしまってまた自堕落な1日になるからと、出かけることにしました。 チケ11000円。去年さんざんH2$通ってすっかり感覚が鈍くなってるけど、安くないですね…。 パンフ2000円ってのも、「リーズナブルだ〜」と感動してしまった(笑 出がけにPCがトラブってすぐに電源落とせず、もたもたしていて、 予定していた電車に間に合わなくなりました。 開場前に着く予定が開場後になるなあ…と考えながら出かけて、家の外でチケをチェックすると、 開場時間を30分早く間違えていたことに気づきました。 ×11:30開場→ ○12:00開場 早く間違えててよかった( ̄∇ ̄; 結局早めに着いてゆっくり入ることができ、開演前にロビーのフードコーナーでコーヒー飲んでました。 前で撮影した看板。 会場内はロビーでも撮影禁止と言われました。さすがジャニ。 前回は1階の10列くらいと、肉眼で見える席。ローソン先行。 途中、主役の以蔵(森田剛)が通路を走るシーンがあり、私のすぐ横を走ってゆきました( ̄ー ̄) 今回は2階で、全体を冷静に見ることができました。 2回目は見どころがわかってるので、ポイント絞って見られるのがいい。 たまに眠くなるきらいもありますが(笑 双眼鏡ときどき使いましたが、主役じゃなくほとんど脇役陣を見てました( ̄ー ̄ 終わってから久しぶりに心斎橋の東急ハンズに。 心斎橋でデパートに寄るのを忘れ、なんばで高島屋に寄って食料を買い込みました。 焙り焼きチキンや、RF1のサラダがおいしかった。 <以下、IZOの感想(ネタバレ)をつらつらと> この物語は、幕末の時代に翻弄された人々の物語。 主役は土佐藩の岡田以蔵。通称「人斬り以蔵」。 身分は低いが腕は立つため人斬りとしてたくさんの仕事をするが、 最後は捕まって打ち首になる運命です。 歴史にはうとくて幕末にも特に愛着はないので、先入観はない状態で見てました。 るろ剣好きだったので「剣心は長州だっけな〜」とか考えつつ(笑 (思えば天下のジャンプで人斬りが主役の作品を連載していたのだな。 あれを読んでれば幕末設定にも比較的入りやすいかもしれません) スクリーンの映像をうまく使って場面転換をしていました。あれ高いんじゃないかな。 漢字が読めないとダメだから大人向け。 幕末が舞台で、衣装などは地味で、合わない人は合わないかもしれません。 幕末といえば人気の新撰組は、最後にちらっと出るだけでした。 森田くんは主役頑張ってたけれど、以蔵のキャラはどうも好きになれませんでした。 「頭が悪いから自分では何も考えない」ってスタンスがダメで。 それだから犬扱いされていいように利用されて殺されるんだよ!と(−−; まぁ身分が低く学もなく、人に命令されて仕事するしかできなかったんだろうけど。 最後に生き残るのは自分の手は汚してない人だったりするのさ。 以蔵がはいつくばって頭を下げるシーンが多いので、 1階にいると森田くんの着物のおしりをやたら見る羽目に( ̄ー ̄; こんなカットあまりテレビでは見ない(笑 田舎者の純朴で不器用な青年が、時代の波に翻弄されて非情な人斬りに変わっていく姿には ちょっと泣けました。 でも薩摩の田中新兵衛をねたんで陥れるのはあかんよ。あれはひどい。 田辺誠一の武市半平太には最初からいい印象がなかったので、 劇中でも全くといいほど感情移入できませんでした。 小賢しいというか、他人を使ってるつもりでいていいように使われてる…。 好きだったのは坂本龍馬(池田鉄洋さん)や勝海舟(粟根まことさん)などの進歩的で明るいキャラ。 龍馬はのちに暗殺されちゃうわけですが。 この劇の以蔵は、この人たちについてけばよかったのに(−− あと寅之助(木場勝巳さん)もいい味出してたな。顔でかい(笑 島村源兵衛(千葉哲也さん)はあまり印象がない… 山内容堂(西岡徳馬さん)はいかにも時代劇の黒幕っぽいたたずまいが素敵。 事態をちょっと離れた位置で眺めながら風向きを見て自分の立場は守る、セコイ性格(笑 田中新兵衛(山内圭哉さん)は、同じ人斬りでも以蔵とは対照的に頭もよくてさわやかで、 そのせいで妬まれちゃうのがちょっとかわいそうでした( ̄ー ̄; 役者の山内さんは山内容堂につながる血筋なんだって。偶然だー 薩摩なので「ごあんどん」?とかいう語尾が不思議でありました。 姉小路公知(右近健一さん)は楽しそうでよかったです。 途中セリフを噛んでたので、普段だったら罰ゲーム物じゃないかな〜。 下の名前の「きんとも公」と呼ばれてましたが、 その前に劇中できん○○というセリフが出て来るので、 きん○○公に聞こえてならなかった(バカ)。 おミツの戸田恵梨香ちゃんは若々しくてよかったと思います。お肌つるつる(´∀`) 鶴さん(中谷さとみさん)は新感線色を出しまくり(笑 客演の人と新感線の役者はノリが違うな〜。 女郎の夏さん(保坂エマさん)も雰囲気あって良かった。 おミツが以蔵の巻き添えで毒を盛られて死ぬシーンは泣きどころでしたが、 個人的には彼女は生きているべきだったと思う。 以蔵といっしょに(時期は違うけど)死ぬほうが甘い。 離れて一人幸せになるほうが現実的でよかった。 史実では以蔵は粗野で酒色を好んだというから、こんな幼なじみの存在は当然フィクションで、 以蔵の悲劇性を強調するために入れたんだろうけど。。。 三々九度とか、泣かせすぎじゃ。 しかし、与一だっけ、毒を盛る人。 彼女まで巻き添えにするなよ(´д⊂) とみんな心で思ってたはず。 友達だと思ってたら最後に毒を盛られてしまう以蔵、裏切られまくり。 武市さんは以蔵の忠誠心と刀の腕だけを利用して、ほんとに信頼はしていなかった。 なのに、藩主の容堂が自分と同じ主義だと思い込んでた。 自分がやったことは自分に返る。やっぱ上には立てない器でしたか。 主義は違えど、自らの理想で日本を変えられると信じた人々が 刀と言葉で戦った時代。みんな必死に生きてたのね。 でも「天誅」とか言って個人を闇討ちにするのはやっぱり気持ちはよくないな。 ともに刑死する主従の最後の言葉が対照的で面白いと思いました。 武市半平太は、自分の判断が間違っていたのを以蔵の言葉で悟り、 最後に容堂に向かって「徳川幕府もいつか滅びる」と、ある種呪いのような言葉を残しました。 以蔵は、舞い散る満作の黄色い花を見て、 もっと地に足をつけて人として生きていけばよかったのだ、 自分のなきがらをこの花が覆い隠せばよい、といった内容の言葉を残しました。 血に染まった時代が終わり、人が人として生きられる光に満ちた時代が来ますように、という 言祝ぎを残し、 最後に犬は人として死んでいきました… 死ぬ前に見たものが舞い散る花の美しさだったという、フィクションならではの 救いがあるラストでした。 さすがにちょっと泣けた。 カーテンコールでは、ちょっと下がっている森田くんを 西岡さんが前に押し出すのを前回とあわせて3回くらい見ました。微笑ましい。 そういえば何か物足りないと思ったら、 カテコでは誰も挨拶してないんだなぁ。ひとことあったら嬉しいのに。 森田くん、セリフがほぼすべて土佐弁で、殺陣もあるしんどい芝居を頑張ってやってたと思うな。 痩せっぽちの野良犬みたいで、運命に翻弄される哀れさがよく出ていました。 いのうえさんは役者の動きを細かく指定する演出をするので、 踊りに慣れてて、ステージに立ち慣れてるジャニーズの若者には案外合ってるんじゃないか、と 書いてる記事がありました。 まず頭で演じるのではなく身体から覚えるという点では、 小学生から踊っているジャニには合ってるかもしれません( ̄ー ̄) 場数は死ぬほど踏んでいるし、小さい頃から競争社会にいて、 どうやれば客が自分を見てくれるかは身体で覚えてるでしょうから。 昼夜2回回しのステージも当たり前になっているし。 新感線は動きが激しくて大変弱るそうですから、体力がないと。 新聞の評でもまあまあ好意的でした。 西ちゃんをくそみそに書いた新聞もジャニには優しい(遠い目)。 まぁ作品のタイプや完成度が違うからしゃーないな。 次は夏の五右衛門ロック。 古田新太、松雪泰子、森山未來。好きな人ばっかり。楽しみーヽ(´ー`)ノ ...
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