TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

(0:35) [Live] 4/10(日) 名古屋センチュリーホール -ちょっと痛かった- - 2005年04月10日(日)

<0:35>

23時に帰宅しました。
節約のため新幹線でなく近鉄を使ったのでちょっと時間がかかりました。
お弁当買う暇もなかったので、おにぎりを帰ってから食べました。
あちこちが痛い。昨日以上に叫んだのでときどき咳が出ます。

今日のライヴについて。
おそらく行った人にとっては、いろいろ考えたライヴだったと思う。
通常なら「盛り上がった」「楽しかった」「イマイチだった」みたいな分け方で語れるんだけど、
今日のは盛り上がったのになんだかもやもやしたものが残った。
帰り、いつもなら「楽しかったね!」みたいなやりとりで結構にぎやかなのに、
妙に無口になってる人が多かったし…
アンケートを書く手も力が入った。

いちおう私なりに今日の感想を書いてみますが、

※ライヴの感想はひとりずつ違います。
 3000人いれば3000通りの感じ方があるから。
※細部はうろ覚えです。
※2列目ほぼ正面で見たので、タカノリの表情はバッチリ見えてます。
 だが、その表情をどう解釈するかはやっぱり主観だと思います。


以上、「あくまで私ひとりが感じたこと」として、
これ読んで先入観を持たないようにしてくださいませ・・・


帰りは何か胸につかえてる気分だったけど、ライヴ自体は良かったと思う。
タカノリのやり方は必ずしもベストじゃないが、そんな不器用な彼が好きだ。
ある意味ものすごいT.M.Rらしいライヴだった。
「ライヴは人生そのもの」というタカノリの気持ちをそのままあらわしてるような。

ステージで笑って、怒って、泣いて。
過去、そういうタカノリを何度も見た。
今日のライヴも、きっとvertical infinityツアーの中でも忘れられない1つになるでしょう。

今日の重苦しい雰囲気にくらべたら、
「お前らのやる気が足りない」と言ってひっこまれた方が、
10倍ましだと思いましたが・・・


*****

今日のライヴの流れは以下のとおり(主観入り)

最初:ちょっときつい表情で出てきた。煽りの多いライヴの予感
途中:けっこう笑顔になってたので安心。
バラード:気持ちこもってる。じっくり聴く。
後半:煽られつつ盛り上がる。
   タカノリも笑顔になってる。
   INVOKEあたりでは「きこえるぜ!」と言ってたし、安心。
   イグナイで立てなくなることもなく、ぶじ退場。
   特にいつもと違うって気はしなかった。

アンコール:出てきた瞬間、険しい表情に気づき、不安になる。
   スナオにアイコンタクトしたので、「まずい」と思った。
   「アンコールはもっと見たいという気持ちが伝わったときにやるもの。
    本編で満足みたいなのでもういいです」的な発言。
   全員、退場する。必死のターボコール。
再登場&MC:「機嫌が悪いとかいろいろ言われるけど、
   自分はよその会場と比べたり、機嫌でライヴしたりしない」といういつもの発言。
   この時点では、「客の盛り上がりが水準に達しなかったのか」としか思わない。

   この後、どういう流れだったかは思い出せないが、
   何か言いたいことがあるみたいで、言おう言おうとして、
   やっぱり言えなくて沈黙、というのを繰り返す。
   今まで見たことないくらい長い沈黙。プライベートなこととか言われて、皆、不安になる。
   「言ってー」「言わないとわからない!」という声が多くかかる。
   迷った末、「やっぱりやめときます」と言ったのでさらにブーイング。
   (※こちらとしては、いったい何がそんなに本人の心にひっかかってるのか知りたいわけで。)

   どのタイミングかは忘れたけど、前列の客がタカノリに大声で話しかけ、
   タカノリが真面目に会話するという珍しい場面あり。
   女性で、男のお子さんを連れてました。(近かったのでよく見えました)
   話の流れからいくと、北海道から来たようです。
   私の想像ですが、北海道に公演がないので遠くまでわざわざ見に来たのに、
   なんだかわからない理由でタカノリが渋い顔してて、アンコールでひっこむわ、
   盛り上がりが足りないみたいに言われるわ、そりゃたまらんだろうな。

   結局、タカノリが最終的に言ったことというのが、
   「名古屋ライヴに来るはずだったファンが亡くなった、とメールが来た」ということ。
   理由、性別などはいっさい触れず。
   そのことにより、自分がその人に何をしてあげられるか、
   自分はいかに無力か、
   自分のしてることに意味なんてないんじゃないのか、
と考えてしまった。
   昨日は立てなくなった。などなど。
   この話の間、客のすすり泣く音がきこえていた。
   結局、いつものような冗談まじりの楽しいMCは出ずじまい。
   そのままのノリで曲に突入。

アンコール続き:恋ニモ以降、いつもなら笑顔の多い曲なのに、ものすごいシリアスな顔。
   ウルワシキ〜も、柴ちゃんとちょっとじゃれてたけど、いつもより少なめ。
   楽しいMCのあとの笑顔がはじけるようなライヴではなく、
   胸のうちを吐き出すような、真剣さがありました。

アンコール2:やっぱり、必死な感じ。
   笑顔も見れたけど、ちょっと痛々しいような…
   こちらのかける声も、名前をよぶだけでなく、
   「ありがとう!」「大好き!」みたいな、いつもと違うトーンになった。
   いつものようにサポメンとみんなで手をつないでお辞儀して、
   いつものようにマイクを通さずに「また会おうぜー!!」って叫んだけど、
   袖に入るまぎわ、手を振ったりとびはねたりするでなく、
   ぺこっとお辞儀して去っていったように思います。真面目な感じで。

私がひっかかったのは、「自分の無力さを感じた」と言ったとき。
亡くなった人はほんとに気の毒だけれど、タカノリに何ができたろう?と。
できることがあるとすれば、その人を思って歌うことしかないんじゃないか。

アンコールでひっこんだのは、単に客の反応が足りないと思ってなのか、
その亡くなった人の話と直結するのか、よくわからなかった。
たぶん、いつも以上に盛り上がってほしかったんだろうなとは思う。
本人も、自分の気持ちを整理できないまま吐き出してるみたいな、
歯切れが悪い感じがあった。

もし、タカノリが、「今日の会場に来れなかった人がいるから、
その人のために今日は盛り上がりたい、気持ちをひとつにしたい」
と言っていれば、
全然違う流れになってたと思うんだけど。
自分には何もできない、無力だ、なんて言うから、こちらは反応に困った。

タカノリが何もできないと言うなら、
私たちファンはもっと無力だと思ってしまった。
タカノリがその人のためにできることがないように、
私たちはタカノリの痛みをかわってあげることも、やわらげることもできないじゃないか。
こんなに近くに見えるのに、みんな彼の名前を必死で呼んでいるのに、
ぜんぜん届いてないような気がして、つらかった。

亡くなった方は、ただ気の毒としか思えない。
私やほかのファンにだって、いつ同じことが起きるかわからない。
そのたびに消耗してたらタカノリの身がもたないと思うんだけど…
たまたまボルネオに行ったりして自分に自信をなくしがちなときに
そういう報を受けて、混乱したのかな…。
PJの司会もけっこうストレスかもしれないし。

席が近かった人(どうも、そんなに深いファンじゃないっぽい感じ)が、
「無力だとか言っても、その人が死ぬ前に何ができたのか」
「私たちに何を求めてるの」
「出てきたくなきゃ出てこなきゃいいじゃん」
とか言ってるのがきこえて、
実際そう感じて当たり前の状況なので、痛かった。

どうしようもないことで痛みを感じて、
その痛みを事情を知らない私たちの前で吐き出して、
みんなをどうしようもない重い気持ちにさせたこと。
それをyesととるかnoととるかはその人次第で、どっちも間違ってはいない。
軽い気持ちでライヴに来た人、
タカノリの笑顔や楽しいMCを楽しみにして来た人もいっぱいいるはず。
その人たちが今日終わってどう感じたか、私にはわからない。

タカノリのファンをやってて、もどかしかったりしんどかったりすることもあるが、
それを上回る喜びがある。
タカノリが歌うことで確かに喜ぶ人が大勢いる。
だから無力なんかじゃないよ、と言っても、慰めにはならないのかな。

今頃、絶対言った本人が落ち込んでると思う…。
誰かタカノリの大切な人、いまこそ彼を支えてあげてほしいです。


*****
以上、アンコールがあまりに強烈でその前の印象が薄れつつあるけど、
その他メモ。

・ジャグの決め台詞は浮かばなかったらしく、「あっ…」みたいなので終わり。
・CHASEかな、スナオといっしょに楽しそうに頭振ってて、
 今日は楽しそうだな、と思ったんだけどなあ。
・ラブセの前だったか、上着脱ごうとして片袖がひっかかり、スタッフが脱がしてあげてた。
 暗転してたときだったので、後ろからは見えなかったかも。
・イグナイあたりで上半身裸に。適度に筋肉がついててうっとり。
・アンコールのタカノリツアTは黒の背中に歌詞→白のt.m.r。昨日はたぶん色が逆。

ひさしぶりに間近で見たタカノリの歌う姿。
気持ちに合わせて自然に動く両腕や、きれいにくびれた細い腰の動き、
マイクスタンドを自在に使う姿、
バラードで全身で気持ちをこめて目を閉じて歌う様子…
ほんとにカッコよかった。
MC以降の、痛みをこらえるような表情で歌うのも、痛いけどステキだった。

もともと容貌が好きだというだけじゃなく、
歌ってるときのタカノリは、ほんとに生命力にあふれてて、特別きれいだと思う。
私の目には内側から輝いているように見える。
たぶんこれは一生変わらないような気がする。

怒ったり泣いたりするタカノリもいいけど、
やっぱり笑顔が一番見たいなと思った、今日。

とりあえず今日の参加者はみんなおつかれでした。
私は5月下旬までライヴ参加予定ないので、
私の行けない次回のライヴはすっきりしたものになることを祈る。
関東組、頑張ってくださいな。
そして、名も知らぬファンの方のご冥福をお祈りします。



<▼21:30頃、携帯からアップした速報です>


帰りの私鉄の中です。空腹だけど食事する元気もない。
夜中にPCから書き直します。なんかもやもやする。


名古屋二日目、2列目センターで見たんです。
もうタカノリすごく近くて、カッコよくて。
ノーテンキな感想入れる気満々だったんです。…アンコールまでは。

もうね。
馬鹿だなって。
タカノリ。
自分の感情に正直すぎて、
自分も他人も痛い思いさせてるって。

本編はかなり盛り上がってたと思う。
なのにアンコールで出て来てから
「たぶん皆さん本編で満足してると思うから」て引っ込んだ。バンドも。
え、なぜ?!と皆で必死でターボコール。

再度出て来てもまだきつい表情で、そんなにもの足りないのか?と皆が困ってたら、
自分がいかに無力かって話になって、
理由はプライベートに近いから言っていいかどうか…て長い長い間口ごもった。
(びっくりするほど長く)
やっぱりやめます、なんて言って。
おさまらないから皆がききたい!言って!と何度も叫んで、やっと話してくれました。

名古屋に来る予定だった人が亡くなったというメールが届いたんだそうな。

自分はその人に何ができるのか、自分のやってることなんてなんの意味もないんじゃ…と
ぐるぐる考えるうちに昨日立てなくなったと。(イグナイのとき?)

じゃあ私らには何ができるんだろう。
タカノリが何もできなくてつらい、今やってることに意味がないかもと言うなら、
ここでタカノリの歌で癒されてる私たちの気持ちは?
私たちの楽しいと思う気持ちは届いてない?
どうしたらいいかわからなかった。ただ名前を呼ぶしかできなくて。

タカノリは自分の機嫌でライヴの良し悪しを決めてるんじゃないと言った。
私は今日のライヴが盛り上がらなかったとは思わない。
その人のことが頭にあったからつらくて、
私らにその人の分まで楽しんでほしかったってことなのか。
だがそのMCのあと、空気は確実に重くなり、帰りは妙にひっそりとアンケート書いてました。
タカノリの言葉は私たちを元気にするのと同じくらい、私たちに重くのしかかるんだな。

タカノリにつらい気分で無理に楽しんでるふりされても困るが、
今日の日を楽しみにして来て、どうにもならないことで落ち込んで帰るのもきびしい。
本編まではすごく気持ちがいいライヴだっただけに。

自分のいまの気持ちに正直な人なのだ。
初めて見た頃から変わってない。
デジャヴーを感じる。昔からライヴでいろいろ言ったらしいもの。

たった一度のこの時間を大事にして、目の前の人たちを楽しませること。
いっしょに楽しむこと。
タカノリもそうしたいのに、
私らも笑って感想語り合いたかったのに、
なかなかうまくいきません。

厄介な人のファンになったなあて思う。
もっと安定してる人を好きになったらどんなに楽かって。

あんなにつらそうに歌う恋ニモ、はじめて。

自分の痛みを聞き手と分かち合わずにいられないのはプロとしてどうか、
ともちらっと思うけど…
あれがタカノリだから仕方ない。

今日行ってよかった。
煽るタカノリ、気持ちよさそうに頭を振るタカノリ、
MCで厳しい顔で黙り込むタカノリ、絞り出すように歌った恋ニモ。
退場するまぎわ、袖近くでまた頭を下げて。
近くで全部見られてよかった。

自分の気持ちをうまく消化できない、馬鹿正直な人だと思う。
だがそこが愛されてるゆえんでもある。

明日のPJとANN、ひきずらないでほしいな。無理か。

読んでる方がいたら、まとまりなくてすみません…
タカノリの気分にひきずられたかな。


...



 

 

 

 

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