TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

[Play] 1/12(月) 13:00 劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帖」 - 2004年01月12日(月)

今日、大阪に出かけたついでにのぞいた新☆堂で、
はじめてアルビレオと7th HEAVENの予約カード(白黒だけど)見ました。
(うちの近所はT.M.Rには冷たいので・・・)
アルビレオの封入ステッカーって、「全3種類」なんですか( ̄□ ̄;)
コーディネイト形式ですか…
うーん、集めてしまいそう(苦笑)。
どっちにしろ、人の分も含めて3枚は買う予定だけども…;;

そのお店には予約カードが40番まであったけど、その店いつもT.M.Rあまり売れてなかったので、
たぶんそこまでは売れないだろなー。
でも、4番くらいまではなくなってたので、ちゃんとファンいるのかな。ドキドキ。


★ ★ ★

劇団☆新感線2003年ゆく年くる年チャンピオン祭り(長い)
「レッツゴー!忍法帖」行ってきました(^∇^)
新感線の芝居は、シリアス系とネタお笑い系の2種類あって今回は後者。
いい大人が、手間と金を思いきりかけてとことんバカなことをするとこうなるのね、という典型例(笑)。
休憩含めて3時間、思いきり笑わせてもらいました。
公演中、口の中が渇くのは、上演中ほぼずーっと口をポカンとあけてるか
大笑いしてたからです( ̄ー ̄)

新感線見ると、自分の美的感覚が根底から覆される、とお友達がおっしゃってました( ̄∇ ̄;
古田新太さんかっこいいもんな〜
デブいし目細いけど(笑)。ステージではめちゃめちゃカッコイイ。魔法や。
ただ、パンフの古田さんのページ開けたらば、
今年の抱負として、習字で「やんこ まりたい」と書いてまして。
……一瞬めまいがしました(笑
(新感線はエロ・お下劣ネタも多いよなぁ・・・)
個人的には、馬渕英里何さんの「ギリギリ」(豪快な筆文字)
入江雅人さんの「レッチリ最高(サイコー!!)」なんかも秀逸だと…。(抱負かこれ?)

新感線のお笑いモノはパロディ多いっすね。今回もクラクラしました。
「その者、青き衣をまといて」…
風谷(かざたに)のウマシカって…これ、いいんですか?笑
(わたしゃサマクラ2002でおおはしゃぎしていた西川ちゃんを思い出しました。一瞬。)
マイコー・ジャクソンもあり?終演後、マイコーのヒット曲が頭の中をグルグル…。
新しいところではあややネタも…ええんかこれ(笑)
私は映画見てないがマトリックスもあったっけかー?
元ネタある曲は、版権の都合か、リズムやコードはそのままにビミョーーーに音かえてんの。
オリーブの首飾りとかも(笑)。
はじめて私が見た芝居では武富士のダンスをパロってたおぼえがある( ̄ー ̄;
爆笑した。

個人的に一番ツボに来たキャラは「ばってん不知火(しらぬい)」。
池田成志さんの役なんですけど。
黒髪巻き毛に黒のアミ系ビジュアル系衣装、背中に真っ赤な「×(バッテン)」を背負ったキャラ。
ビジュアルだけで笑えるのに、背中の×(バッテン)が機械で回るんだもの(泣笑)。
あげく、エックスジャンプ、じゃねぇ、「×(バッテン)ジャンプ」などを繰り出され☆
連続で…。むろん、歌つきで。
(いま、タイトル見たら「紅の×(バツ)」だった。おいおいおい笑)
一瞬、イヤカン大阪公演の携帯撮影(美肌モードON)までも思い出し、
しばらく笑い続けて胃が痛かったですー つд`;)
でも、このへんのネタで大受けできるのって結構年かさ(笑)の世代じゃねーのか?
このキャラ、延々最初から最後まであちこちにでしゃばっててすげぇおいしいキャラだった。

マングースのぬいぐるみがかわいかったー。(これだけ見ても意味不明だな…)

あまりに無茶苦茶なキャラが揃った中で、ただひとりまともな入江雅人さん、
ほとんど印象に残らなかった。もう少し見せ場をあげて…。

今回は忍者モノで、オープニングに使われてるアニメ(金かかってる!)が
昔の忍者アニメ(サスケとかカムイ外伝とか)の匂いをさせてて感心。
制作は竜の子プロ!!うわーすげぇ。(と思うのは年寄りだけかも。笑)

いやーナマの芝居はやっぱりいいっすね。
けっこうな運動量のある芝居なのに、なんかゆるーい雰囲気で、
たまに役者が噛んでも、本人も客も笑ってスルー、みたいな( ̄ー ̄)
マンガで、どシリアスが描ける作家さんはたいていギャグも描く才能があるんですが、
芝居も同じなのかな。


***
私は観劇の趣味はないので、芝居全般には無知なんですが、新感線は好き。
シリアスもギャグも、難しいことを考えずに楽しく見れるから。全然眠くならないし。
(どシリアスな芝居に行って、眠りかけたことがある:苦笑
 宝塚はクールに見てしまってダメだった。)

思うに、こういう人に向いてる。

・漫画が好きな人。
  設定とか表現方法がかなり漫画の影響を受けてると思う。
・音楽が好きな人。
  やかましい音楽が平気な人。ロックやメタルが大丈夫な人。
・展開が速い、ドラマチックな芝居を好む人。
・くだらない笑いを好む人。お下劣エロシーモネーターも多少はOK。
  「こんなアホなネタにこんなに手間ひまかけて!」という状況を愉しむべし。

話のテンポは速いです。キャラもたくさん出てきます。
セリフが早口で、意外と難しい言葉を使ってることもあるので、
聞き取れなくて考え込んでいるともう次に行ってます。雰囲気で聞くこと。
たまに元ネタのわからない笑いが出てきますが一緒に笑うこと( ̄ー ̄)

キャラのパターンとして、女好きでちゃらんぽらん、でも実力はあって、
いざというときゃとことん頼りになる、という男性像があります。
わたしゃこういう人大好き。むろん虚構の世界に限りますが( ̄∇ ̄)

衣装もセットもパンフもすごく完成度が高くて大満足。
今回はパンフ買わないつもりだったのに、表紙見てつい買ってしまった(笑)。
次の作品は5月、ちょうど西川ツアーがない時期なので、安心して行けます(^^


*** 類友 ***

昨日、イベントの帰りに大勢で雑談していて気づいたこと。
皆、芝居は見に行くが、劇団四季には興味がないという共通点があった(笑)。
エンターテインメントとしてはよくできてるのわかるけど、
子供も楽しめるような、ストレートで万人向けな感じが、
全く訴えかけてこないと、皆…。ああ、似たものどうし(笑)。

それに、とある大御所漫画家さんたちの話をしていて、
恋愛ストレート系少女漫画家さんの名前には誰も反応しないのに、
昔、白泉社にSF系の作品を描いていた有名男性作家さんの名前が出ると、
一同、椅子にのけぞって反応していた(笑)。
年代がわりと近く、似たような作品を読んで育って、同じ漫画家さんのファンをやっている、
やっぱり類友だなぁ〜と思うのでした。

そして、ただファンというだけでなく、
イベントのとき花束を持って作家さんを訪ねたり(→友達)
毎号、感想の手紙をしつこく書き続けたり(→私)
好きなものに(度を越して)熱中できる感性の持ち主だからこそ、出会ったのですね。

♪出会うはずのない世界で僕らはめぐりあい♪(笑)


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