TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

続・ヒキコモリ - 2003年12月07日(日)

本日は一日家にいて、洗濯をしたりビデオを見たりしてました。
最近、録画を見るか、スカパーの音楽チャンネルしか見ないので、最新のCMとかも知らない。
偏っています…;
本はいつも読んでますが、流行りものじゃないし。

↓毎日グダグダ垂れ流しています。ミッシェル日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/37637/

足りないので下にも垂れ流してみました。笑


ちょっと前にWOWOWで放映されたフジロックの、
解散したバンドの特番(名前を伏せる必要はないが:笑)を見てました。
はじめて出演した98年(豊洲)と最後の出演になった今年(苗場)の映像。
98年のは噂では聞いていたのだけどこの目で見るのははじめて。
……なんだこれは?!
ステージの上に暴れ馬が4人(人は変か)いる。
もしくは燃え上がる火の玉が4つ。そんな感じ。
1曲目が始まるなり、数万人の客がステージの方に押し寄せ、
血相変えた袖のスタッフが出てきて手で「×」マークを出す。
1曲ごとにスタッフが止めて、マイクで指示を出して倒れている人を救出する。
真夏の東京、よく死人が出なかったもんだ…。
1度は曲の途中でストップがかかって、スタッフが出てきてギタリストを止めようと割って入るが、
それを振り払ってなおも弾き続けようとする。凄い気迫だアベフトシ。
結局曲は止められたが、再開されるまで待っている様子も映っていて、すごい臨場感。
この日、ロックンロールの神様が彼らのところに降りてたんじゃないか、そう思えた。
メンバーは何かに憑かれたように叫び、暴れ、客も熱狂する。
5年後、ステージに立つ彼らはキングといった風情で、すっかり落ち着いている。
それでも、昔の曲が始まると、かつてのような瞳のきらめきが戻るような気がした。
はじめて大舞台に立った頃の興奮と、演奏できることの喜び…。
これがフジの最後のステージだと、メンバーと一部のスタッフだけが知っていた。
終わってしまった今見返すと、客席を見るときの表情が少しせつない。

彼らの音楽はあのステージを見た人々とともに10年先まで残るだろう。
彼らのステージに憧れた若者の中から、いつか凄いバンドが出てくるかもしれない。
すぐれたアートはそれ自体が美しいだけでなく、その後にも貴重な種を残していくんだろう。
98年から5年、聴き手もスタッフもタフになって、激しいライヴがあっても、
ちゃんと対応できるようになった。
野外フェスはすっかり習慣として根付いている。
あの時代があったからこそ今がある。

たぶん、ロック好きの人々の中で伝説になるであろうバンドを、
リアルで見てこれたことは、自分にとっては大事な経験になると思う。

ときどき街ではツアーグッズや缶バッジを身につけた人を見かけるらしい。
(うちは田舎だから無理;)
切なさやさびしさに懐かしさ、共感、誇らしさが入り混じった、不思議と甘い気持ち。
これ書いてるときも、Viewsicでは今年の6月のライヴ映像が流れてた。毎日聴いてるなぁ。

各CSの特番を高画質で録って、パナのDVD-RAM両面カートリッジつきのに移していたら、
あっというまに10数枚…。1枚あたり(高画質だと)2時間で、約1200円。
ランニングコストは高いが、しょうがない(−−


...



 

 

 

 

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