GRATEFUL DAYS
DiaryINDEXpastwill


2004年05月18日(火) 見解と価値観の相違

 こんなにも空白の期間をおいてしまったのに、また読んで下さった皆様がいらっしゃるようで!・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* 嬉しくってなりません。ありがとうございます。相変わらずロクでもない文章、ロクでもない人間ですが、お付き合い頂ければ幸いです。

 さて、前回書いてからなんかもう、書くことも出来ないくらいによれよれな日々を過ごしてました。それで体が構成されてるんじゃないかってくらい頭の中が不平不満愚痴に満ちています。しかし諸般の事情で大学の人にそれを吐くわけにはいかないのでみーたんやらテラたんやらに愚痴メールを送りつけ、久々に会ったマユタンにも延々愚痴を垂れるような日々……。友だちにはほんと申し訳ないと思ってます。でも私よれよれです。吐かずにはいられない。この頃「高校帰りたい」ばっかり言ってる気がします。本当にあの高校は居心地がよかった。最高だった。「風」のメンバーも最高だった。あの思い出があるから、前を向いて歩いていける。多くを語らなくても意をくみ取ってくれる、ありがたい人たちに囲まれた三年間でした。
 大学でも、具体的な愚痴は吐かないにしても口を開くたびに「疲れた」とか「そろそろ死んじゃうわ私」とか言っちゃう自分が情けないです。そういう姿は見せたくないし、見せるべきじゃないのに。スーパーで買い込んできたチョコレートをアホのようにかっ喰らい、ニコチンフリーの似非煙草をぷかぷかすることでなんとか毎日をしのいでいます。絶対体重増えた。先日、「ちと疲れました」って先輩に愚痴ったら「その程度が面倒なら演劇やめろ!」って怒られました。確かにそうです。反省。

 んで、なんでそんなによれよれかって言うと、今年の大学祭で芝居を打つべくあれやこれやと奔走しているんです、今。でも生活(思考)における演劇の占めるウェイトがメンバーそれぞれ違うことで考えとかに馬鹿でかいギャップが生まれちゃってて、んで私はそれを取り纏めなきゃならんわけで、いちばん空回りしてんのは私で、でも演劇がやりたいわけで、芝居がしたいわけで、やるためにはある程度の譲歩と歩み寄りと妥協が必要なわけでヴアー!!・゚・(ノД`)・゚・って感じなんですo_ _)o だから大学の人には愚痴れない、と。ダンスサークル優先したいとかで二人くらい降りちゃったしな'`,、 ( ´∀`) '`,、
 なんか、演劇学科ってもっと、演劇に血道上げてる人ばっかりなんだと思ってました。私と数人だけはりきってて、他との間にギャップが生まれててしんどいです。お祭りでやる、お金をとらない演劇でも演劇は演劇だと思うんだけどなあ。なんで昼休みつぶしてミーティングとかワークショップやるの嫌がるのかなあ。たったの週に二回なのに。実習の合間の、必ず全員が大学にいる時間なのに。そのために学校に来るようにも、何かの予定を潰すようにもしてないのに。
 今日もモメました。私としては大学祭三日間中二日間・三回公演がしたかったのですが、二日目にある学科のパフォーマンスに出たいから一日がいいと言い出す人々が居て……。ここで我を張りすぎて全部ご破算になるよりは、一日だけでもやりたいと思って私が折れました。でも納得が行っていません。私の中では学科のパフォーマンスというのはどうでもイイものであり、「演劇>>>>(越えられない壁)>(前略)>(中略)>(後略)>パフォーマンス」という図式ができあがっているからだと思います。パフォーマンスに出たいから公演日数を減らすなんて考えられない。他の企画全てをなげうって名乗りを上げてくれた、私と同じ考えの子たちも何人かいます。でもそうじゃない人たちももちろんいるわけで、しかもそういう子らのが多かったりするわけで。しょんぼり。上手く言いくるめたかったのですが、近頃喋るとすぐ喧嘩腰になっちゃうのでやめました。うわーでもなんだか納得が行かないよー。これから演劇をやっていく上で、納得のいかない形の公演に参加することなんてそれこそ山のようにあるのでしょうけれども、でも、でも今は、でもー!!

 これが大人になるってことなんでしょうか。

 閑話休題。
 日記を書かなかった四ヶ月の間にしたことの一つに、「覚悟」があります。演劇をやり続ける、ひいては貧乏人になる覚悟です。演劇ってイコール貧乏だと思うんです。でも私、これまでずっとそれを認める勇気(?)がなかったんです。自分がそうなる勇気もなかったんです。でもある授業で先生が
「うちの大学の学生は身なりが貧乏だからこの街を歩いててすぐに他の学生と見分けが付く。君らは彼らと比べて確かに貧乏だ。でも君らは夢があるから貧乏してるんだ。チャラチャラ遊んでるただの学生とは違うんだ。胸を張って貧乏しなさい」
とおっしゃってるのを聴いて、急になんつーかこう、赦されたというか、安心できたんです。ああ、私これでいいんだって。気の小さい人間だから、自分の選んでいる、選ぼうとしている道が正しいのかどうか人の判断を仰がないと不安でならないんですね。自分のこういうところ、嫌でたまらないんですけど。
 というわけで、覚悟を決めたんです。貧乏人になる覚悟。演劇を続ける覚悟。これまでの私に足りなかったのは「覚悟」なんだなあって思いました。
 なのにこんなどうでもいい、つまらないことで悶絶してる自分がたまらなく嫌だo_ _)o もっとがんばろう。

 協力してくれる人もいるし、がんばろうって言ってくれてる人もいる。まだ私は何にも成れていないし、やり残したこと、やらなきゃいけないことがいっぱいある。何より、倒れて逃げ出して赦されるほど、私は走れていない。まだがんばれる。演劇が好きだからがんばれる。
 明日も照明の子と機材について相談です。十一月のその日まで、たとえぬかるみだろうと底なし沼だろうと走ります。
 でもほんとしんどいo_ _)o 独りはやだなあ。喋らないと理解してもらえないって面倒だなあ。
 愚痴ばっかりでごめんなさい・゚・(ノД`)・゚・


さ |MAIL

My追加