貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2008年05月24日(土) 未知との遭遇 1

5月のラストの2連休。
(ラストつっても、実質的にはこの週末のみ土日休日だった。だってGWは祝日だったし)
朝6時に自宅を出て、両親と向かった先は。
妹夫婦の家でした。


なんでかというと、
この日、祝誕生一ヶ月☆ということで。
姪のお宮参りだったのです。
でも、最初に両親から言われた言葉は
「来週土日休みなら、温泉行こう」でした。
…をい、話違うぞ。


とはいえ、写メでしか見たことのない姪に会いたくないかと問われれば、
どっちでもいい(撲)会いたいです」なので、
おとなしく(温泉目当てに)ついていくことにしたのでした。


ところが、いきなりハプニング。
順調に時間通りに妹夫婦の自宅に着いたのはいいのですが、
妹夫婦がいない。
なんで??と思ったら、携帯に連絡が。


「もう、神社いるよー?」


なんでじゃーー。
10時に家だって言ったじゃない!と母親がプリプリお怒りモード突入。
あーあ、こうなると面倒なんだよなぁ、とげんなりしていると、
母親が買ったばかりの携帯を取り出して何やら格闘を始める。
何しているのかと訊いてみると「予定を書いたメールを見ようとおもって」
でも、うまく見つけられないらしく(カンタン携帯なのに…)、
仕方ないので私が見ると、一番上にその件のメールが。
どこまで使えてないんだとゲンナリしながらメールを開くと、
そこには「10時に●●神社に来てね」の文字が…。


をい!おかん!!!!(怒)


妹夫婦は全然悪くなかったのでした。
それでも「現地集合なんて合理すぎて、ついていけない」とか母親はのたまうし。
だめだよこの人…全然反省してない…


このまま一緒にいると、私自身が切れそうだったので、
事前の宣言通り私は早々と戦線離脱。
そう、私ははなからお宮参りには参加する気はなかったので、
独断行動で自分の目的地に向かって出発したのでした。


…すいません、とことんフリーダムで…


私が一人向かった先は、「生田緑地バラ園」
旧向ヶ丘遊園の敷地内にある、現在はボランティア有志の皆さんによって
運営されているバラ園です。
だんだってそんな所に行きたかったかというと、
単にバラ園に行ってみたかっただけ。
妹の家から電車で30分程度で行ける気軽さと、
ある種のノスタルジーを感じて一人向かったわけです。


ある種のノスタルジーっていうのは、
私が小2の終わりまでこのバラ園のある地区に住んでいたから。
もちろん、向ヶ丘遊園には何度も遊びに行きました。
友達とお弁当もって生田緑地のプラネタリウムを見に行きもしました。
そういうのに背中を押されたわけです。


もちろん、当時はまさかバラ園があるなんて知りもしませんでした。
というか、知っていても行ったかどうか。
行く気になったのは、この年齢になったから、としか言いようがない。
当時仲良しだった子がいまもいるとは限らないし、
実際引っ越してしまった子も何人もいるし。
小学校の時に引っ越してしまった子を覚えている人に出会うことのほうがまれでしょ。
それでも行きたかったのは、バラが見たかったから。
それだけかなー。


曇りとか雨が降るとか、
事前の予報ではいい天気ではなかったのですが、
当日はもう、とろけそうなくらい暑かった。
その暑さの中を筋肉痛の体を引きずりながら、
とぼとぼと一人坂道を歩いて、
さらに急勾配の階段をえっちらおっちら登って。
いい加減ちょっとイラっとしたときに、
目の前に開けたバラの群れは
胸をはっとさせるほど目に鮮やかでした。


品種は全体的に大輪咲きのものが多かったように思います。
わたしの手のひらよりも明らかに大きいww
中でも「ピース」という品種は、
大輪を通り越して「巨大輪」でした。
なんだこれぇーーー!!!って。


色彩も目に鮮やか、といったとおり、
ビビッドなはっきりした色のバラが多かったように思います。
ピンクパンサーとかこれぞピンク!って自己主張激しい(苦笑)
私はどちらかというと、
中輪咲きでアンティークタッチの色彩のバラが好みなので
広い敷地の中にあったイングリッシュローズのコーナーが
非常に見ていて落ち着きました(笑)
でも、あんなにたくさんのバラを見るのは初めてなので、
大輪だろうと色彩がビビットだろうと、
終始楽しめました。


夕方ころには戻れと言われていたので、
1時半ごろにはバラ園を後に。
今度は秋の開園時に来ようと思いながら、
その場を後にしたのでした。



なぜか、続く。


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