家族進化論
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2026年09月06日(日) Go Go Go

すぐ解決を急ぎたくなる。授業がうまくいかない時や生徒指導が発生した時なんかでもよく陥りがちな思考。

今、何からできるだろう。今、一番しやすいことは何だろう。

生徒指導だったら、呼び出して厳しい指導して改心させることではなく、まず1分でも話をしてみる。言葉を聞いてみる。それなら、しやすいかもしれない。それが糸口になり、問題の解決に繋がるかもしれない。

大きな問題かもしれないけど、その大きなことを見過ぎてしまわずに、糸口を見つめる、違う方法を考えてみる。

あらゆるスキルを身につけた超エリートたちでも、そんな風にして打開策を模索するのだと感じた夜でした。

【今ハマっている帯活動】
 みなさん、帯活動はどんなことしてますか?クイズ型、対話型、スピーチ型、反復型、歌など、いろんな方法があるかと思いますが、私が今ハマっているのは、ミニトークです。名前は適当につけてます。
 写真にあるようなスライドが複数あります。イメージとしては、既習事項を生かすことができるものに、今やっている単元の新出や教科書の表現を使えばできそうなスライドを加えていく感じです。今、使っているのは、全部で20スライドくらい。それを生徒のロイロに送り、生徒はペアで好きなスライドを選びながら、スライドの指示に従ってやり取りを行います。問題を解く感じではなく、スライドの指示や状況に応じて、やり取りをさせてます。教育センターが数年前から言っている「にあし」のルールに沿って。※に=二文以上、あ=あいづち、し=質問 必ず2文以上でアウトプットし、それを聴く方はあいづちをする、互いに質問をしながら対話を継続させる感じです。
 スライドで使う英語は、学習の進捗によってもちろん変わっていきます。バナナのスライドだと、最初は「Banana!」とかなんですが、命令文をやると「Stop!」と言い始めます。曜日ランキングは、最初は「Do you like Monday?-No, I don’t. I like Sunday.」みたいだったのが、「What day do you like?」とかに発展します。Shinのことを尋ねるスライドも、最初はせいぜい「Who is that blue T-shirt boy?」です。これが言えれば満点です。けど、前置詞やり始めると、徐々に「Who is that boy in the blue T-shirt?」となります。教科書の表現を生かします。教科書の使い方が変わってきます。
 時々、一枚取り上げて、みんなで表現を共有します。しかし、決して、これが答えみたいな方向には持っていきません。Banana!でもいいんです。けど、もっとかっこよく、わかりやすく伝えていくためには、新出表現使えるといいよねってなくらいの促しです。もちろん、生徒の発言から引っ張るようにしています。
 もちろん、場面や状況を意識させる工夫をしています。後々、この経験が大学共通テストなんかにも繋がることも伝えています。だから、定期試験にも、こんな感じの目的場面状況を踏まえた問題をバンバン出します。
 英語が苦手な生徒も、楽しそうにやってくれてます。正解はないし。そして、ここで言えたかどうか不安なものを英文で書いて、添削など希望してきます。もちろん、こちらも、時々書かせて、生徒の様子を把握することもあります。
 先日、かなり英語が苦手なペアがドラえもんのスライドを見ながら、「身長を尋ねたいけど、どう言うかわからない」と言ってきたので、「年齢は?」と確認すると、「How old are you?」は言えたので、oldだから年齢だよね〜、身長だから〜と促すと「tall? How tall?」みたいに気づくこともできていました。そのペア、身長と年齢、もう絶対間違えません。I am like baseballとかI not have dog wantとかの段階の生徒たちです。けど、場面与えてガンガンやらせて、協力して対話でやらせて、呟きに耳を傾けていくと、伸びるものだな〜と感じています。どうせ玉龍だからと言うかもしれませんが、入学段階で英語力を図る検査はありません。なので、標準偏差、めちゃくちゃ大きいのが実態です。準1級から、likeをいまだにraikuと書く生徒、鏡文字、helloをhriと書く生徒までいます。けど、だからこそ協働させるって大切。対話でやる活動なんで、自分がやらないと相手の時間を奪ってしまうという責任感は大切。けど、完全フリーじゃないから、相手の段階に応じて、簡単なスライドからやろうとか、昨日やったこれを今日もやろうとか自己決定できるので、やらされ感が減ります。
 ちなみに今、これを始業のチャイムと同時に生徒自身でスタートさせています。起立とか号令とかは取っ払っています。5分これやったあとに、Stop talking, and stand up please! Good morning, everyone!で始めると、めちゃくちゃいい挨拶します。おとなしめのクラスでも元気になります。自分で始めた授業ですから、そりゃあ頑張ります。
 帯活動以外も、可能な限り、生徒に時間を返し、決断権を返して授業やってます。授業は生徒のもの。教師は伴走者。環境を作り、見えないガードレールを敷きます。生徒が自走できるように。けど、交通ルールを守ることと同じで、一定のルールを守らないと事故が起きる。暴走族みたいに走ってもいけないし、法定速度をはるかに下回るノロノロもだめ。ノロノロいくなら、適切な道を歩くなり、公共交通機関を使う感じで正しく判断したり教材を選んだりするよう言ってます。
 おっと帯活動から離れてしまいました。なんせ、10月13日(金)に県英研の県大会でそういった授業を提供するもので、どうしても、そんな思考になりがちなんです。まだ申し込みはできるのか?今日まで?いや、明日ならまだなんとかなるのでは?
 何はともあれ、楽しく授業しましょ〜⭐️

※この帯活動の元ネタは、以前、加治木高校が何かしらの研究授業でやっていた面接型の言語活動です。面接官役の生徒だけモニターが見れて、モニターに「志望動機を尋ねなさい」みたいな指示が掲示されています。面接官役の生徒はその指示に従い、英語で質問します。直訳になっていない指示というのがポイント。もちろん、受験生役の生徒はモニターを見ることはできません。


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