新・兼業農家論より引用(前略)彼らの命を守っているのは直接的には全て妻だったんだと気づいたとき、僕は食事を作りながら泣いた。僕が外でやっている仕事なんて楽勝なことだなと思った。そう考えると「暮らし」というものの重みがわかったというか「商い」よりも「暮らし」のほうが人生にとって遥かに大切なんだということがわかった。