【丸山先生のメルマガより】
大学1年生の頃の自分の英語リスニング力というのはひどいものでした。 会話において、相手の言っていることを理解してやりとりしているのか、わかっ たふりをしているだけなのかは、疑問文に対する応答にはっきり出ます。
疑問詞で何かを尋ねている相手に、“Oh yeah, yeah yeah, yes.” などと答えて しまうのは残念。大学1年目の私はまさにそんな感じで、隣でそのやりとりを 聞いていた先輩に「いや、まるちゃん、尋ねてる尋ねてる、whenって」と教 えてもらったりしていました。 その後、リスニング学習に取り組んでいるうちに、聞けるようにはなりました。
さて、我が家の娘・こじゃるちゃんはまだ「いつ」「いくら」などの疑問詞は 理解の途上にあるようです。 私:こじゃる、いつお風呂上がる? 娘:うん、わかった。
私:(おままごとで)こじゃる、これいくらですか? 娘:いくらです。 こんなやり取りになります。
「どうして(なんで)」「何」「だれ」「どこ」などはもうわかっているよう です。 私:こじゃる、明日どこ行きたい? 娘:すいぞくかん! のように応答もします。
娘:パパ、どうしてこじゃるはこれのんだらダメなの? 私:酔っちゃうからだよ。 のように自分でも使います。 最近はさまざまなシーンで「なんで」を連発するようになってきました。 できる限り丁寧に応答したいと思います。
木村達哉先生の著書「灘校と西大和学園で教え子500人以上を東大合格させた キムタツの「東大に入る子」が実践する勉強の真実」を読みました。 「生徒と面談する際にこういうことを言ってあげたら、生徒の気持ちに寄り添 えるだろうなぁ」と、読みながら何度もうなずきました。
始まったばかりの私自身の子育てにおいても、おおいに参考になりそうです。 妄想が膨らみます。 本を読んでいる私の横で、小学生の娘がカリカリと勉強をしています。 「ねぇねぇパパ(その頃には「お父さん」なのかな?)、どうして日本語には いひらがなとかたかながあるの?」と聞く娘に、「うーん、それはね…」と、 わからないところは調べながら話をする私。 そんな時間を積み重ねていけたらいいなと思います。
本の中で印象に残ったエピソードの一つにこのようなものがありました。 講談社の編集者として、『ドラゴン桜』の編集も担当された佐渡島庸平さんと のエピソードです。 (佐渡島さんは、現在はコルクの代表取締役会長)
かつて佐渡島さんと話をしながら、木村先生は自分ばかり話をしているような感 覚を抱いたそうです。そしてその秘密が、佐渡島さんが繰り出す疑問詞にあるこ とに木村先生は気づきます。 この話を伺い、「なるほど!」と膝を打ちました。
人に対する興味・関心を表現していく力もまた、木村先生のおっしゃる「勉強 体質」につながるように思います。
疑問詞を使いこなすことで会話のみならず自分の幅を広げていけるのですね。
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