家族進化論
Sawmen

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2019年11月06日(水) Indivisa Manent

ともすれば私たちは、自分の所属する集団の中にいとも簡単に分断
線を引いてしまいます。
「俺たちは権力者」「あいつらは頭いい。俺らとは違う」「あいつら
ちょっと変じゃね?」といったように。
そして、分断線の向こう側にいる人たちをはっきり「自分たちとは
違う」と位置づけ、時に敵視するのです。その一方で、分断線のこ
ちら側にいる人たちは必死になって、「お互い仲間であること」を
確認しあおうとします。確認の手段として、分断線の向こう側にい
る(と自分たちが勝手に思っている)人を一緒になって攻撃するとい
う事態もしばしば生じてきます。悲しいことと言わねばなりません。
分断がいかにお互いに対する不信と憎悪をかき立てるかは、例えば
選挙直後のアメリカの混乱を見れば明らかです。

Indivisa Manent、それは「(自分たちを)分断せずにあれ」という
ことだと思います。
「自分たちの中に分断線を引くことなく、お互いの違いを認め、受
け入れ、調和のうちに学べ」と。

【丸山氏 学年集会での話 ここまで】


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