家族進化論
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2014年05月17日(土) 千早振る都の舞いは

植松さんのfacebookより。

僕はいままでに沢山の失敗をしています。
その失敗には、いろんな原因があるのですが、
今日、会社の朝礼で「今でしょ?」の林先生が、
失敗の原因は
(1)情報収集不足
(2)慢心
(3)思い込み
だとおっしゃっていることを知りました。

なるほど。確かにそうだなと思います。

(1)の情報収集不足は、(3)の思い込みを生み出す原因にもつながりますね。
(2)の慢心は、情報収集不足の原因になるかもしれません。
(3)の思い込みは、(2)の慢心と、かぶる部分が多いかも。
すなわち、この3つは、お互いに連携して失敗を生み出すのかも。

この失敗の原因を打開するためには、
(1)最悪ケースを予測する
=だいじょぶじゃね?と、自分を安心させずに、最悪のことが起きたときどうするか?もしくは、最悪のケースをおこさないためにどうするか?を考える。
(2)情報を確かめるための試験
=情報を鵜呑みにせず、小さい規模でいいから検証のために試験をする。
が、大切だと思います。

また、僕ならば失敗の原因として(4)「無自覚」を入れたいです。

うっかり、ぼんやり、気がつきませんでした、しりませんでした、に起因する失敗もかなりあります。
自動車運転で事故を起こすとき、本人は、直前まで気がついていないです。見ているはずなのに、見えていない。
ふだんならなんともないことが、なぜかできない。
でも、できないことの自覚が無い。

慣れて来ると、無意識にできてしまうことが増えます。
でも、特に意識せずにできてしまうことは、
うっかりを含んでいる可能性が高いです。
特に、体調が悪い時や、悩み事や心配事がある時等には、
自分の無意識を疑った方がいいです。

だから僕は、手慣れたことでも、無意識でやらないように気をつけています。指差し確認もしますね。
本当はチェックリストがあるといいんでしょうが、
無い場合は、自分の心の中でチェックリストをつけます。

いずれにしても、失敗したくて失敗する人はいないです。
だから、失敗に罰をあたえてはいけません。
なぜなら、罰をあたえると、
失敗しないために、何もしなくなります。
もしくは、
失敗を隠すようになります。

また、失敗を何かのせいにしてはいけません。
特に自分のせいにしてはいけません。
なぜなら、一番罰をあたえやすいのが、自分だからです。
失敗した自分に対して、
「お前は失敗したんだから、もう二度とやるな!」と
簡単にひどい罰をあたえることができます。

失敗は、
なんでだろう?:原因を考え
だったらこうしてみたら?:対策して実施
で、階段の一段にしてしまうべきです。

最近、失敗をしないために何もしない人が増えています。
それは、面倒にかかわらないために、責任をさけるために、
何もしない、にもつながっています。

人間の能力は、失敗だろうが成功だろうが、経験で身に付きます。
失敗を避けるために、経験を避けてしまうと、
能力が身に付かなくなり、「無能」になります。
無能な人は、必要とされません。
存在意義を失ってしまい、自己否定に走ります。

最近、自己肯定感が乏しい人が増えているのは、
もしかしたら、失敗=だめ!と教え込んでいる大人のせいかも。

でも、失敗はデーターです。

データーは多い方がいいです。


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