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瀬川忍様
2002年10月12日(土)

その人は今時の青年にしては珍しく、坊ちゃん頭をし、
その服装はパステルイエローのカジュアルで、背は高いけど、
そのはにかんだ微笑みに、純朴さを私は感じた。
とある歌になり、その青年がリードを取った時、いきなり
響く妙に安定したファルセットに私は驚き、その世界に
入り込んでしまった。あくまでも青年ははにかんだ微笑み
で朗々とファルセットの状態で歌い続けた。
これほどの歌声、またあくまでも純朴そうに見える青年に
私はときめきを覚えた。
Baby Booの無料のインストアライブでの出来事だった。

数日後、彼らのちゃんとしたライブに初めて行ってみた。
例の純朴そうな青年は髪の両サイドにちょっとしたウェーブを
かけ、紺のスーツ、その踊る姿に、以前見た純朴そうな雰囲気は
全くなく、その時点では作曲編曲などもされるのも知って
いたし、舞台ではピアノも弾き、また流暢におしゃべりして
いた。
私が以前に描いた人物像とはほとんどかけ離れていた(^_^;)
私の好きなアーティストの中にDr.はバシバシ叩きまくり
みんなのドギモを抜かすくせに、そのしゃべりには
照れくささがあるらしく、ある意味なさけなく、かわいらしい
方がいる。私はそのギャップを楽しんでいた。
で、この青年もおそらくそうだろうと思ってしまったのだ(^^ゞ

しかし、アンコールになり、以前初めて聴き感動した
あの曲をまた聴く事が出来た。青年のあのはにかんだような
微笑みで歌う姿はこの間と変わらなかった。変わってなかった。
心の底から私は良かったな〜。と思った。




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