きまぐれがき
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2006年06月16日(金) カスミソウ

外出から帰ってみると、門扉の取っ手にリボンで束ねられたカスミソウ
がぶら下がっていた。
ご近所のTさんからだ。T家の庭は今カスミソウが満開なのだ。

ライラックの季節には、うちの庭で咲いたライラックを胸いっぱい抱えて
Tさんにお届けする。
私が「ライラックの君」となる日だ。

Tさんはカスミソウを抱えた乙女。。麦藁帽子をかぶって走って来たに
ちがいない。日活青春映画吉永小百合か。。いやあの時代、小百合だ
ったら野菊かダリアか(^_^;)

この季節、湿度が高く室内までじとじととしていて気が滅入る。
カスミソウをキッチンの窓辺に飾っただけでも清々しくて、外からの生暖
かい風はカスミソウにふれた瞬間から涼風に変わったかのよう。
梅雨時は見た目さわやかが一番だ。

T家のガーデンは、花たちの開花を念頭においての心憎いばかりの色
彩の配置。ところが、そんな計算など微塵も感じさせないでどこまでも
自然体にみえるところなど、ターシャ・テューダーのガーデンの縮小版
のようだ。

でもTさん時々、え!?というような行動をするのは何故?
裏庭のじゃがいもを掘り出すのが面倒なので、スーパーで買ってきて
しまう。。とかね。




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