きまぐれがき
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2006年03月14日(火) ついにオダブツか?

半年ほど前から、心臓が重苦しいような、カエルでも住み着いて
心臓の壁に足蹴りいれてない?といった感じでもあったのが、
昨晩は殊にひどくて眠ることに集中できなかった。

ああ私もとうとう死ぬんだな。
朝になったら死んでいる私を家族が発見するんだ。

黄泉の帝王トート閣下は出迎えてくれるのかしら?
あやつは選り好みが激しいからそりゃぁ無理ってもんだろう。
死んでいくのに同伴者なんかいらないや。
産まれてきた時のように一人でいいさ。

などとあれこれ思い巡らしているうちに夜が明けて、私は生きて
いた。
陽の光を見ると、さっきまでの弱気はどこへやら、死んでなんか
いられるかという気になってくる。

罹りつけの医者は、何年か前にお父さん先生が亡くなられて今は
若先生だ。母のところへ定期的に往診に来られる先生でもあるの
で、なんだか顔なじみの人に裸をみせるのは恥ずかしい。
だから昨年風邪をひいて高熱が出た時には、わざわざ家からだい
ぶ離れた知らない内科で診てもらったりしたのだ。

しかし今回のカエルの動きは、事が重大かもしれない。
もし私が死んだあとに、自分ではない他の医者に罹っていたと若先
生が知ったら気を悪くされるだろうか?裏切られたと感じるだろうか?
医者に裸をみせるぐらいのことで、どうしてこうも思い悩まなくては
ならないの。さっさと脱いでくりゃぁいいのさ。

で、行って来ました。

「カエルが。。カエルが。。」としか説明できない私。
それも不整脈の一種でしょうと心電図を測って、心室性期外収縮と
の診断。
基本的には治療の必要はないとのことだけど、このカエルの足蹴り
ほんとに不快なのだ。



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