きまぐれがき
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2005年05月20日(金) あからさまにして下さい

この間の検査で、心臓が悪いことが判明したサーシャは
毎日白い錠剤を呑まなければならず、これを呑ます側と
しては一苦労なのである。

どんなに好きな食べものでくるんで薬の在り処を分からせ
ないようにしても、飲み込む前に舌で見つけてしまうのか、
ご丁寧に薬だけをポイと50cm先にふき飛ばすのだから困
ってしまう。

いつも決まって50cm先にポイ!
なんなのだ。あの50cmは。。

澄ましてふき出す様子が可笑しいと、今日などは見物人に
見守られながらポイ!50cmだもんね。

結局、服用しなければならなかったこの1週間に1錠も呑ん
でないことに。
これではいけないと、さっき心臓の薬と同じような白い錠剤
のビオフェルミンを

「いい、よぉ〜く見てね」

とサーシャの目の前でガチガチガチと前歯でかんで食べてみた。

「あ〜美味しかった」

自分のほっぺをすりすりしながら、サーシャの口にむき出しの
心臓の薬を入れてやると、同じようにガチガチガチと前歯でかん
で飲み込んだ!

なぁ〜んだ、オマエはへんに気を遣われるのがイヤだったんだ。
あからさまでよかったんだね;;




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