きまぐれがき
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2004年05月20日(木) いろはにほへとへの郷愁

心当たりに頼んでおいたアダム・クーパーの「オン・ユア・トウズ」
と劇団四季の「アイーダ」のチケットが手元に届いた。
「アイーダ」は先日観て、またまた観たくなったのだ。

座席が前列からABCDE.....と並ぶのを、頭の中で「いろはにほ
へと.....」と変換しながら指を折っていかないと、座席から眺める
舞台までの距離がどのようなものかがいまいち掴めないのは、
子供の頃にさんざん通った建て直す前の東宝劇場と、関西に
越してきてから通いつめた宝塚大劇場の座席の影響だ。

戦前に建てられたこの二つの劇場の座席は、前列からい列ろ列
は列.....というように並んでいた。
観劇デビューが2.3歳だったとして(親も、宝塚歌劇だったので
幼児を連れて行く気にもなったのだろうけれど)、その頃から、
チケットを手にした母が、いろはにほへと.....と呟きながら自分の
座席を確認している姿を、傍らでじっと見てきたのだから、こう
なってしまったのだ。


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