きまぐれがき
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2003年07月20日(日) ピアノで気晴らし.....できるはずがない。

ここ1週間、家族のことでは胸の痛むことばかりがつづいた。
というよりまだまだつづいていく。
私って、ほんとに弱虫で頼りにならなくてすぐ挫けてしまい
そうになる女なんだと実感。あ〜この女々しさがさらにイヤ。

気分がまぎれればと、加古隆のピアノの楽譜を買ってくる。
NHKで放映された『映像の世紀』のメインテーマ曲「パリは
燃えているか」を、弾いてみようという気になったのだ。

かれこれ7・8年は調律もされずにいた哀れなピアノ.....

 
ピアノの下には画集が並んでしまって、足の置き場もなし.....

まさかうちでは、知人宅のようにピアノの裏で、ねずみが
子育てしていたなんてことはないよね。


ねずみ一家こそ見あたらなかったものの、放りっぱなしにして
いた報いの狂った音。それよりも手に負えないのが頑として
動かない左手。和音でこんがらがる頭脳。
加線の音符を読むのにも、とてつもない時間がかかって、
解説にある「決然とした前に向かっていく感じ」など
出せるはずがない。


無謀な試みだったのである。




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