きまぐれがき
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2003年07月07日(月) 検査結果

混乱してしまい平常心でいられないのが、サーシャの細胞診の結果だ。
黒に近いグレーだと言われた。
右手にできた膨らみが肥大してきたように見えたので、1週間前に
獣医に連れて行き、診てもらったのだった。
ドクターからの説明を訊いていると、私自身が私を離れてどんどん遠ざ
かっていき最後には消えてしまいそうな、おかしな感覚にとらわれた。
今その感覚は、胸の中で不安という大きな塊となって居座ってしまって
いる。

そろそろ別れの準備をしておきなさい、と云うことなのだろうか、そんな
考えがふと頭をよぎると、もうだめだ。
立っていることすら出来なくて、うずくまってしまいそう。

普段はまったくそこにあるのも忘れているような、ベッドヘッド側の壁に
かけられた十字架のイエズスを手にとって、ぼんやり眺めている傍で、
サーシャのつぶらな瞳が私の手元を見つめている。



今日は七夕。あの二人の逢瀬は叶っただろうか。


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