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2005年01月09日(日) 新聞



 各新聞のコラムをいつも読んでいる。産経の「産経抄」、読売の「編集手帳」・「読売寸評」、朝日の「天声人語」「ポリティカにっぽん」・「日本@世界」、日経の「春秋」、この内、保守系の産経と進歩派文化人の集う朝日の名物コラムニストが相次いで降板した。

「産経抄」の石井英夫さんは、先年12月半ばあっさりと降りられた。産経抄には教えられる事多かった。以後の記事、たん譚より、どう見てもその内容から年下の若造が書いている。なんかなじめないが、今はまだ様子を見ている。
筋が通ればそれで良し。

 朝日に昔、本多勝一と言う記者がいた。この人は、著書「中国の旅」を、100パーセント中国人の言った事を鵜呑みにし、裏をとらずに書いた。
虚構の「南京大虐殺」を広げた張本人である。今裁判で2.3件訴えられている。本人は、「中国人が言った事をそのまま書いただけ」と、居直っている。

未だ朝日はこの系統の人々の巣窟で、「地球市民」という言葉が好きな「ポリティカにっぽん」を書いていた、早野透がいる。喜ばしい事に、04年12月で終了した。この人、その方の言論人にしょっちゅうやり込められている。
多くの人を変な小理屈でミスリードしてきたのだから、終了してまことに目出たい。

一方「日本@世界」の船橋洋一も04年12月で休載 となった。
これも目出度い。これしか読まない人々はそのねじ曲がった小理屈に簡単に納得してしまうだろう、今まではよかったが、最近は一般の常識人が勝って、朝日に見る小理屈についてくるものが無くなり、部数も減って行っているようで。短期に二度三度勧誘に来るのを見るとかなり逼迫していると思われる。
朝日新聞はこの二人をおろした後、どういう路線で行くのだろうか。

 朝日は、中国の都合の悪い事を書かない事を条件に、かって、一社だけ北京に支社を置く事が許された。「北朝鮮はこの世の天国理想郷」とキャンペーンを張り、率先して北朝鮮に人々を送り返した。今はまるで被害者面で拉致家族に同情を寄せている。教科書誤報事件も、産経は一面で詫びたが、朝日は、文化面何段目かのベタ記事扱いだった。

 朝日新聞の過去の記録を納めてあるマイクロフィルムには自社の都合の悪い記事は削除されていて、共産党の様(自分達は無謬(誤りが一つもない))である。今後もこの路線で行くのだろうか。国旗国歌も反対で行くのだろうか。

 皇室は無くなればいいと思っているのに、先日の園遊会で将棋の米長(東京都教育委員 )さんが「これからは各学校に国旗国歌をちゃんとかかげるようにしていきます(これは法律で決まった事)」と言った事に今上天皇が「強制はいけません、云々」とおっしゃった事に狂喜し、鬼の首をとったような騒ぎで記事にしていた。

決まった事を強制と言うなら、義務も強制になってしまう。そのくらいの事をバランス良く書く能力がないばかりか、にわか天皇ファンになってしまった。
こういうのを二枚舌、すなわちダブル・舌ンダート゜という。

これからどう変節するのか今年の朝日新聞は見物です。

*年賀状は、寒中見舞いという形で出しました。










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