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お気楽人間の日々徒然。
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| 2006年01月17日(火) |
お台場スイングオーケストラ |
晩御飯食べながらTVを流し見していたら、 ほぼ楽器演奏未経験な芸能人・タレントが ビッグバンドを結成して3ヶ月でコンテストに出る! というのをやっていた。
その中で、おお・・・と感動したことが2つ。 アルトサックスを選んだ魚住りえ、 やりはじめた当初はまったく音が出ない。
思うようにいかない悔しさでムキーッとなってる彼女を見て いや〜可愛い顔して結構負けん気強いのね〜(失礼)なんて思いながら見ていたんだけど 最後のコンテストでは、アルトソロを決めるまでの腕に。 しかも立ち姿もキマっちゃって、かっこいいわけです。 いや〜器用な人なんだなぁ〜と思ってました。
で、最後のインタビューでのひとこと。 「努力って、見捨てないんですね。」 まっすぐなピカピカの目で、はしゃぐことなく真面目に語る彼女に、 この人、 相当練習したんだなってのがすぐ見て取れました。
穿った見方をしていた自分がハズカシイくらい。 華やかな舞台に立つ人って、やはりそれなりの理由がちゃんとあるんだ。
そしてもうひとつ。 コンテストの審査員長をつとめる宮間利之氏。 日本で最も歴史あるビッグバンド(ニューハード)のリーダーでもあります。 彼らの演奏後に、宮間さんが 「とても素晴らしい!私も学ぶべきところがありました。 どうもありがとうございました。」 というようなことを言われたのです。
もちろん、技能面で言えば他の出場者と比べれば 雲泥の差があるわけです。でも、すごくハートがあって ビッグバンドを楽しんでいるというエネルギーに満ち溢れていて。 その道の一流の人は、そういうのをちゃんと見逃さないし、 とても謙虚なんだな・・・と感じ入りました。
久々に家でのんびりとした夜を迎えて、 色々頑張れそうなヒントをもらった今宵です。
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