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お気楽人間の日々徒然。

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2004年09月21日(火) 稲垣貴庸Big Band @ SOMEDAY

トランペット界の松平・・・(以下略)
南條SOULの鈴木さんが職場の近くでライブをやることを知り
ふらっと仕事帰りに行って来ました。^^
気づけば何気に今月は鈴木正則強化月間と化しているオイラ(笑)。

鈴木正則 tp
依田武之 tp
岸 義和 tp
菊池成浩 tp
フレッド・シモンズ tb
三塚知貴 tb
筒井ひろあき tb
高橋英樹 btb
沢田一範 as
今尾敏道 as
竹野昌邦 ts
庵原良司 ts
井出慎二 bs
井上祐一 p
村上 聖 b
稲垣貴庸 ds

初めての場所に気まぐれで赴くのは多少の勇気が要ったけど、
着いてみるといつも南條SOULや春名さん関係のLiveで顔を合わせているツッチー達に遭遇したので近くに座ることに。
ちょっと安心。^^

残業後で予定よりちょっと遅めに店に着いたのでオーダーをしたあたりで
メンバーさん達が客席をぬってゾロゾロとステージへ。

背後から「あら、いらっしゃいませ。」の声。鈴木さんでした。^^

ステージ左側にピアノ、その隣にドラム、その後ろにベース。
ステージ右側の前列にサックス、真中がトロンボーン、最後列がトランペット。
4人並んだトランペットの左から2番目に立つリードトランペッターの鈴木さんは
ちょうどステージ中央で背も高いので相変わらずニョッキリ目立ってマス(笑)。
なんとなく立たされんぼの不良チーム風情なTp隊(笑)。
(後のMCで稲垣さんに『椅子を用意しておけば良かったですね。^^;』と言われていた。)

稲垣さんのドラムは、けっこう好きかも。^^
動きがしなやかでスマートなのにワイルドな音。どことなくマッチャンのドラムと通じる感じ。
キメとかアクセントつけるところとかが、いちいちツボでした。気持ちよかったなぁ。

ベースの村上さんは稲垣さんの背後から稲垣さんの出すテンポをピシッと受け止め
さながら二人羽織のようなリズムセクション。
うつむき加減に上体をゆらゆらと気持ちよさそうに揺らしながらのベース。
相変わらず気持ちのいいグルーヴです。ライブ後半には長い長いベースのみのソロもあり、
ちょっとトランス入るかと思うほどの村上ワールドも堪能。

923ビッグバンドでも見たピアノの井上さんは、ツッチー曰く「指6本ぐらいあるんじゃないの?」な軽やかな音。
ソロ後の紹介を受けると、すくっと立ってくるっと回れ右してあの礼儀正しいペコリとしたおじぎ。好きなんだなぁ(笑)。
タイミングを合わせて心の中でつい「ペコリ!」って言ってしまう(笑)。

曲の合間合間に稲垣さんがMCを入れて、曲の説明とかをしていたんだけど、
「あっ、今日はあまりしゃべりを入れないで曲をどんどんやる予定だったんでした・・・」と言ったところで

「やだっっ!(`・ω・´)」

とキッパリ言ったのは・・・我らが鈴木さん(笑)。

とある曲では「この曲は、今日会場で会って開口一番鈴木さんに『この曲、やめようよ・・・』と言われた曲です(笑)。」
とか・・・

稲垣Big Bandの演奏曲は、
なかなかTpの難所のある曲が数多く選曲されているようで
聴いているこちらにとっては痛快でものすごく気持ちのいいハイノート多用。

エリックみたいな圧倒的なソロをガツーンと!っていうのとは違って
曲の要所要所で効果的にハイノートが入っていることが多く、
顔を真っ赤にカーッと気合入れて吹いてはガクッと消耗しきっているTpの皆様、
しまいには自分達の出番以外はしゃがみこんでいるような状態に。
出番があると水面下から急浮上、終わるとブクブクブク・・・(笑)。お疲れ様です。^^;;;;

選曲はIn a Mellow Toneなどの気持ちのいいジャズだけでなくNorwegian WoodやAlfieなどの耳なじみのある曲をやったり。
中でも圧巻だったのは、West Side Story Medley。管の音がひとつの束になって
こちらに迫ってくるような迫力はとても気持ちよかった。^^

ライブ後、ツッチーと鈴木さんとで色々しゃべっていると、
「そうだ。アナタ達、お会計を先にすませちゃわないと、このお店うるさいんだよ。」と鈴木さん。

へぇ、そうなんだ・・・とお会計を済ませ、また3人でぺちゃくちゃとしゃべっていると、

「お会計がまだのお客様は〜お済ませ下さるようお願いします。」

との館内放送。なるほどね(笑)。
お店も24時前には閉店。夜風の気持ちいい新橋の街を後に帰路へ。
痛快で気持ちのいい音に囲まれた夜でした。


紗璃 |MAILHomePage