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お気楽人間の日々徒然。

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2004年07月22日(木) 「ラテンの血」養成講座。

喉の痛み、咳が止まらないので会社をお休みして病院へ。
と思っていたのだけど、早朝に家の事をひととおりした後
昼近くまで眠ってしまう。その後は予定もあったので病院には行かずじまいで
結局市販の咳止めで難を逃れようという魂胆。とにかく咳を止めたいのです。

いつも行くお医者さんは私がちっちゃい頃から診てもらっている・・・
と言ってもまぁ風邪の時ぐらいなんだけども、
「風邪です・・・」と言うと聴診器あてて、喉を見て、「あ〜真っ赤だよ。」と言って(喉痛くないときも絶対に言うセリフ(笑))
ルゴールを棒の先の綿につけたものを喉の奥に突っ込んでゴリゴリと塗りたくって終わり!なんだけど、^^;
このルゴールでごりごりやるやつがなんとも荒っぽいのだが、効くのだ。

行きそびれた感からか、
久々におじいちゃん先生と、サバサバした看護師のおばさんに会いたいなぁ。と思う。

日中は、クーラーをつけずに窓をあけて風を通してすごす。
日光の入る窓はカーテンで上手に遮光もすると随分室温上昇が防げるみたい。
暑かったけど、そんなに動き回らなければそこそこ気持ちのいい汗で快適。
エアコンを使わないと、喉が乾燥しないのか咳もあまり出なくて楽。

夜、奥沢の練習スタジオにてコンガ練習会。
メインはサルサかな。コンガを使ってサルサのリズムを覚えよう!ってな集まりが
あるお方によって開かれることになりまして。
練習スタジオの会員にもなり、ちょこちゃんとその方と私の、やる気まんちんの3人が集合。

このサルサ練習会はその方を「先生」とは呼んじゃいけないそうで・・・
「オレも練習したいねん。^^」とのことで一緒に練習しよう!ってコンセプトだそうです。^^

コンガの基本の叩き方を教えてもらう。
まずは1フレーズを半分に分けて前半を、前半のフレーズに慣れたら後半を、
それに慣れたら前半と後半を繋げて・・・

ゆっくりゆっくり順序を覚えながら、その方の手元をじっと見ながら、
ひたすら、ト、ト、タ、ト、ト、ト、トン、トンというフレーズを体に染み込ませていく作業。
ずっとやっていて、あ、慣れてきたかな?と思ってしばらく何も考えずに手を動かしていると、
ふとした一瞬のうちに分からなくなって全く叩けなくなってしまったりで、
それはもうガタガタもいいとこなんだけど
その方は「お、うまいうまい。」「そこつまづくの、わかるわかる。」と、
とっても上手に気持ちを乗せてくれたり、間違ってあたふたする気持ちをやわらげてくれたり、
楽しく練習させてくれる。

だんだん叩くフレーズが安定してきたところで、私たちが叩いている間
カバンからごそごそとクラベス(クラーベ、日本の拍子木みたいな楽器)を取り出し、
コン、コン、、、コン、、コン、、コンとリズムを入れていく。
クラベスを交代でやりながら練習してまた慣れてくると、今度はカウベル(ボンゴベル)で
コン、キン、コン、、キキ、コン、キキ、コン、キキ、、、
というリズムを重ねていく。カウベルも交代で担当。

これが一番オーソドックスなリズムのようで、刻み方を変えたり、テンポがかわれば
また違ってくるようだが、ひとつのリズムパターンには必ず「芯」となる個所があって
そこは必ずみんなの音が合っているのだそうだ。

つまり、その「芯」の場所が分かってつかめれば、みんな合わせられるのだそうだ。

ラテンの「血」と言われるところってこういうことなんじゃないかな・・・と自分なりに思う。

転じてバンドもその「芯」を分かっているから、
何があってもキメどころでピタッと合わせられるのだと。
つまりは、どんな演奏でもそのバンドとしての「芯」をとらえて
それに合わせられるだけの腕がメンバーにあるってこと。

心動かされるにはそれだけの理由がちゃんとある。
ひとつひとつのことが繋がっていくようで、またひとつアンテナがピンと張った感覚。

2時間という練習時間もあっという間に過ぎ、
アタマの中を嵐が過ぎたように半ばほわーっとした気持ちで解散。
きっとちょこちゃんも同じ感じだったんじゃないかな。

コンガ代わりに持ってきたジャンベを担いで、気持ちよい夜風に吹かれながら帰宅。


紗璃 |MAILHomePage