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お気楽人間の日々徒然。
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| 2004年04月20日(火) |
923BIGBAND@Blue Jay Way |
本日は、 2種のトランペットがらみのライブでどっちに行くか迷ってました。
一つはMardigrasでのMITCHのライブ。 拠点をニューオーリンズに置いている彼のトランペットの音は ひとたび聴いただけで行ったこともないニューオーリンズに あたかもいる様な気持に。実に感情豊かないい音で、本当に楽しいライブ。 行けば間違いなく楽しい。
もう一つは南條ソウルのメンバー、トランペット界の松平健(笑)、 我らがまーくん、(ほんとは畏れ多くてそんな呼び方できない・・・いや、うっかりしたかも。) 鈴木正則さんが参加しているビッグバンド、923BIGBAND。(クニゾービッグバンド)
直前まで迷って、未知の音をとり、原宿のBlue Jay Wayへ。
開場時間を遅れてお店に着くと、先に来ていたはるちゃん、ちょこちゃん、京子ちゃんと一緒に まー・・・いや(笑)、鈴木さんが(笑)。 「KUNIZO」と書かれたメンバーお揃いの青いTシャツを着ていらっしゃる。 「席を暖めておきました。」とのお約束のご挨拶をいただく(笑)。
まずはBlue Jay Wayに来たら楽しみなお食事と飲み物に舌鼓を打ち、 仕上げにカレーとデザートまできっちりいただき、いよいよライブ。 (今回もほんとにお料理美味しかった・・・)
グランドピアノも使い、総勢17人がひしめくステージ。 ギュウギュウではあるものの、皆さんきっちりおさまってらっしゃる(笑)。 後で知った話では、もっとギュウギュウな環境でもなさっているとか。
ピアノ、ベース、ドラム以外、つまり14人が管。 (そのうち一人はリーダーでギターやボーカルもとる) 一発目に出た音のなんと痛快で気持のいいことか。
管チーム、最前列はサックスな方々がずらっと5人座り その後ろにトロンボーンチームが4人座る。 更にその後ろにトランペットな人達が4人立っている。
その音がかわるがわるに聞こえたり、同時に聞こえたり、ソロで聞いたり。
ビッグバンドの形態は初めてだったけど、 いわゆる典型的なビッグバンドのジャズの演奏だけでなく、 ファンクやソウルっぽいものまで、いろいろ楽しめるものだった。
印象的だったのはファンクなアレンジの「Take Five」。 耳馴染みのあるメロディーラインがファンクのリズムで違ったカッコ良さに変身。 時折スウィングになったりもして、楽しい。
我らが鈴木さんは、リードトランペッター。 南條でも聞かせてくれるスコーンと突き抜けるような高音のキメがカッコイイ。 顔のキリリ度もいつにも増してキリリとして、これはもう、「まーくん」じゃなくて 「まー様」とか呼んじゃう?呼ばわっちゃう??ぐらいの勢いだったんだけど、
ライブ後、話を聞いたら 「いやぁ途中からアタマ痛くなってきちゃってさぁ。カカカカカカカカカ。(←笑い声)」
・・・・・いつもの鈴木さんでした(笑)。
それにしても、同じ楽器一つとっても、いろんな音があるんだなぁと実感した。 一人のサックスのおじさんが、今までに聞いたことのなかった音を奏でる人で なんとも言えず心をくすぐられる柔らかい音なのだ。 あれってほんとにテナー?って聞きたくなるような。
これまた鈴木さんに話をすると 「ああ、あの人ね、すごいでしょう?日本には無名でもすごい人がたくさんいるんだよ。」 と実感を込めた言葉がとても印象に残った。
真夏の様な昼間とは大違いの冷たい風が吹く原宿の街を 新しい音との出会いにホクホクした気持で家路へ向かった。
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