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お気楽人間の日々徒然。

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2004年03月17日(水) 恋という字にゃ下心、ですな。

ものすごい陽気。ちと・・・いや、かなり調子狂うね。
昼間はその陽気に誘われてフラフラとG座界隈を散歩して帰って来た。
しかし暑い!薄手のジャケットでも汗ばむほど。

お昼休みをいっぱい使って散歩して来たので昼寝をしなかったら・・・
午後になって、恐ろしいほどの睡魔に襲われる。もう襲われまくり(笑)。

何度も睡魔との攻防戦に敗れそうになりながら午後を過ごし、
定時後、諸々の用事を済ませつつ高円寺へ。

南條SOUL BAND@JIROKICHIのライブ。

開場時間を少し遅れて店に到着。
いつもステージ向かって右手あたりに陣取るところを気分を変えて今回は左に。
右耳からトランペット、左耳からサックス、みたいな席に座る(笑)。

インストのK-jeeで始まったライブ、
メンバーさん達が観客をぐるっと半円状に囲んだようなセッティングだからか
分厚い音の中にすっぽりと包まれるよう。

そんな中で
演奏中のお互いの呼吸、間合い、モニターの具合、などなどをそれぞれが見ていて
南條SOUL BANDという一つの音を作り上げていく様子が、素人には知識が無いながらも
感じられる気がして、とても楽しい。

本当に迫力満点で痛快で、楽しいし、スカッとするライブなんだけど
それだけじゃない、どこか不思議なじわじわとした暖かいものが染み込んでいくような感覚をいつも感じる。
伝わるものはまさに彼らのSOUL、なんだよね。

今日の印象深い曲はMarvin GayeDistant Lover!!
あらためてじっくり聴きたいと思っていた曲だったこともあって、ゾクゾクとしてしまった。
南條さんのボーカル、メンバーさん達のコーラスワーク、
踊るような春名さんのフルートやシブいサックス、
成田さんの湿度を帯びた色っぽいドラム、
そしてそして・・・つんちゃんのベース!かっこよかったなぁ・・・。
この甘い曲をかたちづくる全ての要素がいちいち琴線に触れて、ウットリとしてしまった。

2nd SetのTake A Closer Look At The Woman You're WithからSatisfactionの繋がりもカッコよかった!!
この2曲の南條さんのボーカルの迫力ったらない。
「Take A〜」の佐藤さんのチャカチャカと小気味良くカッティングするギターも気持ちいい。

お次のShake!からはもう立ちっぱなし、踊りまくり。^^
ケロさんによるレゲエ風なThe First Time Ever I Saw Your Faceも気持ち良かったな。
つんちゃんのボボボボボボボボ・ボンというリズミカルなベースもとても心地よく。
お酒飲みながら、ゆらゆらと体を揺らす事のなんと気持ちいい事か。

JBの曲では
至近距離でブラス隊による猫パンチダンスも拝めて至福のひととき♪(笑)
Hot Pantsのベースがこれまた、たくさんたくさんカッコイイこと
やらかしてま。ジロキチは弾いてる手元も良く見えるから
ほぉ、と思わず手元にも見とれてみたり。

「完全燃焼」という言葉がぴったりのライブ後は、
仲間やメンバーさん達と時間を忘れて延々立ち話や座り話。
これまた幸せなひととき。

ひとしきり語り尽くして春の暖かい風を感じながら帰宅。

【本日のトピックス】
2nd Setが始まる前に、鈴木さんが何やらゴソゴソ。
そして私達の座るテーブルの上をカンサツ。
手ごろな何かを探している。
どうやらトランペットのミュートを忘れたらしい。^^;
あいにく灰皿は使われていたので、
「後ろのギロ(ひょうたんで作ったやつ)使ってみては?」と言うと
ほんとにギロでミュートできるかお試しになる・・・(笑)
「音程が違い過ぎる。^^;」ということであえなく却下(笑)。
結局、御自分の手でなさってました(笑)。

楽器を片づけている春名さんに
「21日のライブは楽器何個使うんですか?」と尋ねると
「2個しか使わんねん。男らしく。^^」とのこと。サックス2本だそうです。
目をキラキラとさせて話すキリッとした表情に、心意気が伝わってくるようだった。
うーん、楽しみ、楽しみ。


紗璃 |MAILHomePage