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お気楽人間の日々徒然。
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| 2004年02月18日(水) |
愛しい光景、愛しい空間、そして愛しい人たち。 |
南條SOUL BAND @ FRIDAY
1ヶ月以上も間があくと、なんと待ち遠しく感じられたことか。
南條さんの熱いボーカルと暖かい笑顔 成田さんのあの独特のしなやかなリズム つんちゃんのとても雄弁で心をくすぐるベース ふかまっちのエンターテイナーっぷり 佐藤さんのスマートなソロやカッティング 春名さんのオトコマエなサックス 鈴木さんの高らかなトランペット ケロさんのスケールの大きなボーカル
その一人一人の、一つ一つの音が、わぁ・・・っと胸に飛び込んで来て。 そして次の瞬間その音にぐいっと引き寄せられてすっぽり抱きすくめられたような気持ちになる。 小さなことでしゅんとしていた心が、一瞬のうちに温かく満たされてしまう。
このバンド、この音、愛に溢れているよなぁ。 きっとこの先、いつどんな時に彼らのライブに行っても 彼らは変わらずに素晴らしく温かい音で迎えてくれるに違いない。 あらためてそんな風に思わせてくれる夜だった。
今日は鈴木さんは遅れて参加ということで、 南條さん曰く「偶然フライデーを通りかかったら南條ソウルだったので参加した」 (んなアホな・・・と思っていたけど、ホントにそうだったらしい(笑)。 春名さんによって拉致(笑)。奥さんに楽器を持って来てもらったらしい。) という斎藤幹夫さんがトランペットのピンチヒッター。
ところが1stステージの1曲目が始まってほどなくして ゼーゼー・・・と言わんばかりに階段を上がってきて呆然と立ち尽くす、 身長180cmのお髭のカワイ子ちゃん(笑)。 わぁ、こんなに早く来れたんですね!と話し掛けると 「・・・疲れた(グッタリ)」と虚ろな表情。^^; でも1曲目が終わらないうちにウッドブロック鳴らして参加してたし、 2曲目からはトランペットも入っていた。さすが(笑)。 Honky Tonkで「おらおら!」と観客を煽るがごとくのソロ、大好き。
本日のつんちゃんはプレベ。最近登場回数の多いプレベ。ズン、と響く太い音が好きです。 Take Me To The Riverの冒頭、曲が入るところでネックを持った手を スライドさせてブーン!と言わせたり、Love The One You're Withの ぎゅっと口を結んで黙々と弾く熱いソロ、歌い上げるような Sunshine の切ない音、 どっしりとした成田さんのリズムの中で縦横無尽に遊びまくるところ、 ツボにつづくツボ。うーん、やっぱりいいなぁ。
そして、我らが春名さん。今日もカッコよかった。^^ 「俺にまかしとき!」って感じの男前なSaxソロはいつも心に何かを灯してくれる。 この方の心意気がまっすぐ伝わってくるようで、音を聴いてもその姿を見ていても気持がいい。 Cold Sweat の爆裂ソロはいつ聴いても男臭くて、カッコ良くて、 「もっと来んかい!!」と客を煽ってくる。いつも興奮させられる瞬間。 そしてダニー・ボーイの後半、まるでうわぁーっとこみ上げてくる感情をそのまま音にしたよう。 何度聴いても、じんわりと温かく、泣けてしまう。ハートのある音。 クルクルッと真ん丸のいたずらっぽい目をして楽しそうに叩くコンガも気持ち良かった。^^
久しぶりと言うこともあってか、大大大盛況のフライデー。 酔っ払いも、そうでない人も(笑)、踊りまくる。 今日は南條さん、深町さん、鈴木さんのお誕生祝いもあって更に大盛り上がり。
2度のアンコールに応えて終わる頃には12時をまわろうかというところ。 いやはや、すごいライブハウスだ(笑)。すごいライブハウスと言えば、 フライデーは今日で25周年なのだそうだ。祝!四半世紀!!^^
ライブ後、南條さんやつんちゃんやふかまっちとまったり話し込み、気づけば1時過ぎ。 明日も平日だったことを思い出して慌てて帰路へついた。
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