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お気楽人間の日々徒然。

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2004年01月31日(土) Mardigras Special Session

今日は山本一さんのマルディグラセッション。
スペシャルゲストはなんと鈴木桃子さん。^^

そのセッションは2部からだったけど、
今日は、お店でゴハンを食べるぞ!というのと
ハジメさんが1部でもちょっと吹くよと言っていたこともあり、
1部の三ヶ島和恵さんから、chiyさんと京子ちゃんと一緒に見ることに。

三ヶ島さんは、大貫妙子のような雰囲気という前評判だったけど、
chiyさんも日記に書いている通り、「つじあやの」により近い、
非常にほんわり感の漂う歌声の持ち主。作詞作曲すべてを手がける彼女の世界は
少しはかなげで頼りなさそうな、でもどこか一本しっかりと芯の通っているような、
人の心の中にすっと入り込んでにこにこと微笑んでいるような
不思議でかわいくてやさしい世界。

唯一、「イパネマの娘」に勝手に詩をつけて(笑)、
カレーにされちゃうひよこまめの歌にしちゃったのがあったけど、
それまたとてもしっくり彼女の世界になってしまっているのが不思議。

そんな三ヶ島ワールドに、彩りを添えるハジメさんのサックス。

本日はthe bond 的に言うと「230シート」に座っていたオイラ。
すぐ隣にはキーボード。ハジメさんは1部では使わないキーボードの位置、
つまり私のすぐ隣で座って吹くのだと。^^;
「あんまり近いと俺の音うるさいよ?^^;;」とご忠告頂きましたが・・・いやいやなんの。
決してうるさくなんかなく、むしろ至福のひととき。こんな間近で生音拝聴。指の動きカンサツ。
三ヶ島さんの歌声にすかさずハモりを入れるところなんか、また心にくくて。

そしてお待ちかねの2部。

徳武弘文(G)新川博(Kb)六川正彦(B)濱田尚哉(Ds)山本一(Sax)

徳武さんと六川さんは、徳武さん率いるDr.K Projectで活動しているし、
新川さんと、濱田さん、と言えばaosisでgarpというバンドを組んでいる。
そんでもって六川さんと濱田さんはHAM-ROCKというユニットでセッションライブをしているし
徳武さん以外のメンバーというのはHotter than hot...のメンバー。

色んなところで繋がりのある、
それはもう気心も知れて、息の合わないはずがない方々達。

キメが決まったときの六川&濱田のリズム隊2人が
「最高!^^」と言わんばかりの笑顔でハイタッチし合っていたり、
聴いているだけでなく見ていてもワクワクしてくる方達。

唯一、徳武さんのギターの音ははじめて聴いたのだが、
とても軽快で、めちゃくちゃ気持ちがよい。
徳武さんのギターはストリングベンダー付きのテレキャスター。
独特のスチールのような音色は独特の奏法で生み出される。
徳武さんの背後からじっっとカンサツ!していた某お方のお話によると
「腰がクイッと動く」らしかったす。^^

徳武さんのアルバムから何曲かと「ガイジンの曲」を(おいおい)いくつか。

その後、桃ちゃんの登場!
スタンダードなジャズナンバーの「Makin' Whoopee」などなど
お店のマルディグラという名前をイメージした選曲で。

実はこのセッション、事前のリハはナシ。当日のサウンドチェック程度。
桃子さんは歌いながら、「もう一度!」とかバンドのメンバーに指示しながら。
「まかしときんしゃい」という感じで、ドーンとそれに応えるバンドメンバー達。

1stステージが終わり、しばらく休憩。
休憩中にかかっていたボブ・マーリーのI Shot the Sheriffに合わせて
吹いていたハジメさんのフルートがあまりにもかっこよくって密かにノックアウト(笑)。

(ご自身はフルートの難しいパートがあったため、指ならしされていた模様)

そして休憩をはさんだ2部の2ndステージ。

Beat Nutsでも耳なじみのある「Soulful Strut」の気持ちのいいこと!
新川さんの弾くウーリッツァーの軽やかで暖かいメロディー。

そして新川さんのオリジナルという「Boogaloo Man」という曲もとてもカッコよかった。
この曲は濱田さんのドラムが炸裂。
バスドラを蹴りながらハイハットをチーッチーッってやるとこなんかまた・・
(あんた細かいよ・・)
六川さんの重低音もお腹の底に響くよう。

「大女」と誰かが言って始まったのはシャイライツの「Oh, Girl」(笑)。
思わずchiyさんと顔を見合わせる。^^徳武さんのやさしいギターが心を暖かくくすぐる。
chiyさんの日記と同じになっちゃうけど、ハジメさんのサックスが、、、これがまた泣くんだ。

そして、再び桃ちゃん登場。
彼女の結婚を迎える友達2人に贈ったLet’s Stay Togetherや
スピーディー・ワンダー(微妙に違う)のYou Are The Sunshine Of My Lifeなどなど、
耳なじみのあるナンバーを次々に。

桃子さんのボーカル、アロフェスや誠さんの「音楽バカ」では聴いていたけど
コーザノストラの頃といい、もっと快活なスタイリッシュなイメージを持っていたが
なんのなんの、
こんなにブルースやソウルの似合うぶっとい芯のあるパワフルな方だったとは!
Feel Like Making Loveのなんと色っぽいことか!

さて、いよいよ、あの方の登場!21年目のあーゆーれでぃー、斎藤誠っっ!!
チラチラ見えてたんですけどね。気づいちゃいたんだけどね。^^;
急遽当日にセッション参加が決定したとのこと。
登場からいきなり新川さんへの挨拶(笑)。これまた律儀な性格が(笑)。

ご本人いわく、「居間に置いてそうな」小さなアンプをご持参。
音も限度があるらしく、ちょっと小さめ。
「最大のボリュームがこれでございます!」とテンションアップアップ!(笑)
でも途中で「わかったわかった!『オーバードライブ』ってスイッチがあったー!」と
うれしそうに大きな音を出す誠さんを見て、
「濱田さん・・・斎藤誠さん、角田さんとおんなじ目してる。怖い(笑)。」と訴えるハジメさん(笑)。
そして大爆笑の観客約3名・・・(^^;)

そんな感じの大騒ぎで始まった曲はLove The One You're With。
ソロ回しを楽しそうにやるメンバー。^^
ハジメさんはバンマスぶりを発揮。桃ちゃんに次は誰のソロだよとか
誠さんのギターアンプにマイクもってってあげてとか
細かい指示を出しつつ、全体を非常によく見ている。
他のセッションでも思うのだがこの方は本当によく全体を見ているのだ。

アンコールの1曲目は、Sweet Home Chicago
これがまた桃子さんボーカル炸裂!というか爆裂!!
ものすごくカッコよかった。痛快だったなぁ。^^
アンプを高いところへ移動させて、ソロの時はちょっと右よりに動いて
音が聞こえやすいようにする誠さん。^^

そして最後はWhat's Going On。ここでは誠さんもボーカル参加。
となったはいいが、、、しょっぱなマイクから声が出ないっっ。^^;
すかさず桃子さんがマイクをチェンジ!の連携プレイに会場も大盛り上がり。

誠さんのボーカルも炸裂!
くぅっ・・・待ってたぜこれを!一気に心がとろけましたよもう・・・♪(*^^*)
みんなで「Sister!」、「Brother!」、「What's Going On!」と大合唱。
曲のラスト、一度音がだんだん小さくなるところで、
演奏者一同までもだんだん小さくしゃがんだり(笑)。
なんだか大変異様な盛り上がりを見せたラストだった(笑)。

ライブが終わって、呑みモードへ突入。
本日はジモティーチーム京子ちゃんも。^^

なんだかグロッキー状態の濱田さんに
「元気ですか?」と声をかけると「・・・だめ。^^;」と(笑)。
どうやら二日酔いだったらしい。
ライブ中はあんなにニコニコで演奏していたのに。^^;;;
明日はお休みとのことで、「ゆっくりお休みくださいね」と言うと
「今日の音はどうだった?」
言わずもがなという感じで「最高でした。」と答えると
「そっか。音に出てなければいいんだ。」と言って
帰って行かれました・・・フラフラと。^^;
おいおい。二日酔いでもかっけぇぞ(笑)。

そして・・・お店にかかるWaltz In Blueに
カウンターの椅子から半ばズッコケそうになりながら照れて
耐えておられるお方・・・・素敵でした。^^;;

今までしゃべっていたのにMy Love にふと耳を傾けて
「あ、角田さんのベースだ。」と言ったのはハジメさん。
そしてトロンボーンのソロでは誠さんに「これ、佐野聡ですか?」と。
独特の丸い音だからわかるのだそうだ。うーん、すごい。

いやはや、、、、それにしても
セッションのなんたるやをまじまじと見せてもらった一夜だった。
我ながら、こりゃやめられん!ってなもんです。^^;;;


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