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お気楽人間の日々徒然。

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2003年12月13日(土) 魅惑のModern Folk Quartet

本日は年末のウッキッキーなチケットの発売だそうで、
知りあいはひととおりゲッチュできたみたいで何よりですた。何せお知らせが急だよね。^^;

私は今年の年越しは日本国内にいるというのにウッキッキーには行けません。
家族で2泊、某関東近郊温泉地にてウッキッキーしているという楽しい予定なので、
しょうがないけど・・・しかし年越しには縁がないよなぁ。^^;

ま、贅沢な悩みってモンで、ウダウダ言ってられまへん。
今年がダメなら来年、来年がダメなら再来年と、望みをかけるしかないっす(笑)。

それはさておき、
本日は、MFQ(Modern Folk Quartet)の13年ぶりの来日ライブを見に
原宿はBlue Jay Wayへ。。。。

誠さん、ありがとう!(「俺に礼を言われても」だよな(笑))
誠さんがこの場所でライブをやらなければ
彼らの来日すら気づかずに終わったかもしれない。^^;;;;
はぁ、ほんとアブなかった(笑)。

ライブ開始は15時から。
Blue Jay Wayは、原宿から歩いて10分ほどのところにある綺麗なライブスペース。
明るくセンスのいい内装の客席に、低くてこじんまりとしたステージ。
カウンターでディタトニックをオーダーして(昼から酒かよ!)客席に着き、
会場全体を見渡す。早くもマコクリでどこに座ろうか?などとスケベなことを
考えているオイラであった(笑)。

ほどなくして友人も現れ、オイラにつられてビールをオーダー(笑)。

そして開演時間。
主催のトムズキャビンの麻田氏(日本で同名のグループを結成していたらしい。)
による挨拶の後、MFQのメンバー4人がステージへ。

アロハを着ていい感じに枯れた、
気のいいアメリカンなおっちゃん4人衆がニコニコと入場。
ギター、バンジョー、ウクレレ、ベースをそれぞれが奏でつつの素晴らしいコーラスワーク。
そして揺るぎ無い息の合ったコーラスワークの中で、
4人の誰しもがそれぞれの曲でメインボーカルを努めるのである。

はじめて友人に聴かせてもらった88年のアルバム「LIVE IN JAPAN」の彼らは、
陽気さをたたえた雰囲気は今と変わらずも、どこかもっとスキがないというか
圧倒される印象があったのだが、こうして初めて生で聴いた彼らは、
またちょっと違う印象を感じた。もっともっと肩の力が抜けているような感じ。
彼ら自身もライブを楽しんでいるという雰囲気が、直に感じられたからだろうか。

ライブ中は、メンバー同士しゃべりながら、チューニングしながら客席に話し掛けたり、
ものすごく自然体。途中、バンジョーのヘンリーが弦を切ってしまい、控え室で直すことに。
(その際、メンバーから「ちゃんと手を洗って来いよ(笑)」と送り出される最年長のヘンリー(笑))

サイラスが「まぁ慣れたことなので・・・では、ちょっと違うものを・・・」と
ミュージカルソー(のこぎりの楽器)を取り出して、「さくら」と「Somewhere Over the Rainbow」を演奏。
更には演奏方法の指導までしつつ、
「日本のノコギリは両刃だからダメだよ(笑)。みんな家に帰ったら練習して、
次に僕らが日本に来たらノコギリ持って来てね(笑)。」
と、会場を和ませる(笑)。

いいなぁ〜・・・
いい感じに歳を重ねたおっちゃん達が、
わいわいやりながら音楽をやっている姿。最高だ。

そしてなにより、サイラスの声を生で聴けたことは最高であった。
彼の地元ハワイでは、「ハワイ一のスウィート・ヴォイスの持ち主」と言われているらしい。
彼の声は確かに甘い。でも、どこかもの哀しくて、それは深い深い声なのだ。
彼がメインボーカルを取る「Moonlight Serenade」は紛れも無くウットリもの。
もっと聴いていたいって思う声。これを生で聴けるなんて、本当に思ってもみなかった。
誠さん、本当にありがとう!!(←だから・・・(笑))

ライブ後、メンバーによるサイン会。
もちろんミーハー街道をはずすことのないオイラと友人は
CDを手に列に並ぶ。一人ずつからサインをもらいつつ、
世界3大平凡コメントの一つ「とても楽しかったですぅ〜〜〜」を連発しつつ(笑)、
握手までしてもらって御満悦♪

ライブ会場を後にして、友人と「血中脂肪を増やす会」開催。
青山の和食屋にて、旨い料理と酒(また呑んでる)に舌鼓。
とどめにキルフェボンのタルトで仕上げたのであった。

ダメじゃん!全然ダメじゃん!


紗璃 |MAILHomePage