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お気楽人間の日々徒然。
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| 2003年07月19日(土) |
女3人湯けむり旅情 〜2003年夏〜 |
女三人で、二泊三日で箱根へ行ってきました。
企画があがったのは1ヶ月以上前だったのに、あっという間に当日。^^; お天気が多少心配な中、ちょこちゃんと町田で待ち合わせしてロマンスカーで箱根湯本へ。 町田から1時間ほどで到着。なんだか「旅」という気がしないねぇ。^^;と言いな がら下車。
静岡から車で来るYUKIKOちゃんと箱根湯本の駅で待ちあわせることにしていたのだが、 途中連絡で道が混んでいるということで、ちょこちゃんと先に宿へ向かうことに。
本日の宿は塔の沢にある福住楼(ふくずみろう)。箱根湯本から歩いて10分ほどの距離だ。
途中、おいしそうな甘味屋さんとか、お寿司屋さんとか、様々な誘惑がひしめきあう 商店街を通るも、宿の晩御飯が美味しくてボリュームもあると聞いていた私達は ココロを鬼にして(大袈裟)通り過ぎる(笑)。
そして、宿に到着。
 古めかしい入口を入ると、ニコニコと物腰の柔らかな宿の女性が出迎えてくれた。 チェックインの14時にはちょっと早い到着だったのだが、部屋へ通してくれた。
部屋は庭園側と川側があって、川側の部屋を予約していた。 交通量の多い賑やかな入口から廊下を奥へ奥へと進み、更に二階へ。
 ふすまを開けると、畳と木のいいにおいのする純和風の二間続きのお部屋。 ここまで来ると、国道の車の音は聞こえてこず、川の音しか聞こえない。
 この時期は川の水量が多いので特に川音がよく聞こえるようだ。むしろ聞こえ過ぎな くらい。^^; 部屋の隅には書き物をするスペースと文机があったりして、趣がある。
 「うんうん。(求めていたものは)これ、これ♪^^」と幸せをかみ締めるちょこちゃんとオイラ(笑)。
10分ほどしてYUKIKOちゃんも到着。 お部屋を担当してくれる仲居さんの説明を聞いた最後に、 「今なら正真正銘の一番湯ですよ。入っていらしたら?^^」と言われ、早速お湯を頂くことに。
この宿には、名物の松の大木をくり貫いた湯船の大丸風呂と、岩風呂があるのだが、 この時間帯に女性が利用できるのは岩風呂だったので、まずは岩風呂。
岩風呂は何てことない造り・・と言ったら失礼か。^^; 素朴な岩風呂で、お湯は熱め。でもこの熱さがクセになるというか気持ちいい。 そして、岩から冷たい水がしたたり落ちて来ているので、時々それで顔を冷やしたり、 「滝行」とか言って打たれてみたり(アンタら何歳や)。 後で知ったのだが、あの水は宿の近くの湧水をそのまま引いてきたものだそうだ。 どうりで、キーンと冷たかったわけだ。^^
第一弾お風呂タイムですっかりココロもカラダも緩(ゆる)めたオイラ達。 さあお次は・・・と、事前に「やるぞ!」と決めていたアホンダラな遊びを敢行。
まずは・・・
 湯けむり殺人事件ごっこ。害者、着衣の乱れナシ。(死体役:ちょこ)
そして、
 文豪ごっこ(笑)。先生、めっちゃ煮詰まってます。(文豪役:YUKIKO)
腹抱えて腹筋痛くなるほど笑った。^^; 一通り撮影会をして満足したオイラ達は、しばしお昼寝タイム突入。
そして、お昼寝終了後もぼけら〜〜〜〜〜っとしたまま、夕飯タイムに突入(笑)。
食事はすべて、部屋出しである。
 (食べる前に撮る!) これ以外に、煮物、焼き物、揚げ物、御飯、デザートが出た。 ・・・てか、座布団の曲がり具合と散らばったパンフレットは大目に見て。^^;
ちょっとずつの量で沢山の品数が出て、どれも本当に美味しかった♪
ひたすらパクパクと・・・ほぼ無言で食べ続ける3人。 普通、女3人の旅って・・・もっとかしましいだろ!ってくらい、食べることに集中(笑)。
なんと、いつもはほんとに小食なYUKIKOちゃんまでもが完食である。 食器を下げに来た仲居さんに「あらーーーー♪^^」と感心されるアタシ達(笑)。
途中、宿の女将が挨拶に・・・と、その人は、入口で迎えてくれた気さくな女性であった。 あの時はただの従業員の一人だと思ってた。^^;着物に着替えた女将は、小柄ななかにも 凛とした雰囲気と出迎えてくれた時のままの柔らかな物腰の同居する、とても素敵な人だった。
食事が片付いて程無くして今度は男の人が「お布団を敷きに参りました。^^」とやってきた。 敷かれたばかりのフカフカのお布団の上に、ためらうこと無く飛び込む3人(笑)。 もう、堕落の境地としか言い様がありません。てーか、その為に来たのだからいいのです(笑)。
ゴロゴロとして満腹のお腹が落ち着いてようやく、丸風呂へ。 少し遅めの時間だったこともあって、貸し切り状態。
丸風呂は二つあって、お風呂屋さんの様に完全に仕切られていることから (脱衣所で行き来できる)昔はこれが男湯、女湯だったのかもしれない。
この丸風呂が、ほんとに最高。
お湯を楽しむことを最優先に作られているかのように、洗い場らしきものはほとんどなく、 シャワーと蛇口が一人分しか備わっていない。(これは岩風呂も同じだが)
木の香りのする丸風呂にはたっぷりとお湯が張っている。 このお湯もやはり熱め。でも何故かじっくり入れるのが不思議だ。 ゆっくり入ってはお湯から出て、湯船の縁で体を休め、またお湯を楽しむ。
はぁ〜〜〜〜〜♪
とか
ふぅ〜〜〜〜〜♪
とか
あ゛〜〜〜〜〜♪
とかいった言葉しか発してなかった気のする今日の後半である(笑)。
風呂からあがって、川のせせらぎを聴きながら電源がプツッと切れるかのように眠りについた。
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