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お気楽人間の日々徒然。

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2003年05月01日(木) 平松八千代

Date : 2003/05/01 (Thu)
Place : 下北沢440

ヤッチーを初めて知ったのは、誠さんの辻堂ライブだった(お恥ずかしながら)。
彼女の歌うPola Coleの"I Don't Want To Wait"を聴いた時に、ピン!と来たというか、こんな感じのセンスを持った人が日本にもいたのか、と思った印象があった。後日、アロハのプロフィールに書かれていた好きなアーティストの欄に、私の大好きな「サラ・マクラクラン」の名が書かれていて(実際には事務所のミス(?)で「オラ・マクラクラン」とか書かれているんだけど(苦笑))、勝手ながら「やっぱり!」と思った。辻堂のヤッチーを聴いて、またこんな風にカバーを歌う様な機会があるのならサラ・マクラクランの曲を歌って欲しいな、歌ったらこの人にはきっと似合うに違いないとずっと思っていたのだ。なにか彼女のスタイルに通じるものがあるというか・・・

え〜・・・実はその後、ファンレターにその事を書いてしまったぐらい(笑)。

とにもかくにも、私の好きなアーティスト達のスタイルを持った人が近いところ(日本)にもいた〜!という感じだったのだ。それから、SOYやNap On Mondayのアルバムを聴いたり、誠さんや桑田さんのツアーやアロフェスでのヤッチーを見るにつけ、一体どこに行ったらこの人単体のライブが聴けるのか?とずっと思っていた。

誠さんのツアーで聴いた「悲しい笑顔」、桑田さんのツアーで聴いた「東京」のヤッチーの歌声は、切なさと温かさの入り交じったような、無国籍な香りがしつつもどことなく懐かしい感じ。ものすごく彼女の歌に対する世界観が出ている感じがするのだ。

ヤッチーの歌声の魅力・・・独特の力強い太い声と、それとは好対照に出る繊細なファルセットボイス。
そして、あの独特のビブラート・・・これがやたらと気持ちいい。今回思う存分味わえて嬉しかった。
あのビブラートは絶対に、人間が好む周波数を出してるに違いないと私はふんでいる(笑)。

こりゃあもう、おヒトサマのライブやイベントライブだけでは済まされませんぞと(笑)。

そこへ待ちに待ったライブの告知!^^

いそいそと出かけちゃいましたよ下北沢。
昼間などは道路側にある窓が開き、気持の良いオープンカフェという感じのお店。ステージに近い客席のフロアは一段下がっていて、全体的にステージが見やすくなっている感じ。開演が近づくにつれ、いろいろなお方が続々と・・・鈴木桃子さん、クイヌパナちゃん、Keisonくん、そして斎藤誠さま。^^ついつい会場後方へ熱視線を送ってしまうオイラ達(笑)。最終的にはthe bondの面々も現れていた。

時間になり、わ〜〜〜〜〜〜い!^^という感じで入ってきたヤッチー。元気いっぱい、笑顔いっぱい。^^
観客に向かって「ハッピ〜?^^」と聞けば、私達「ハッピ〜!!^^」と返す。本日は、"Happy !"コレで行くらしい。片耳にはお花をさしている。頂いた花束から一本だけ折れていて可哀相だったので一曲目だけでも一緒に・・・と。そして歌い終わって「お花でした〜〜〜♪」と元の花束に戻す、おちゃめさんしていた(笑)。たくさん届いたお花に「嬉しいわぁ・・・お花めっちゃ好き。見てるだけでホッとする。これ全部持って帰んねん。^^」ととても嬉しそう。

いよいよライブスタート。

演奏前に「今日は、好きな曲をいろいろ歌っていこうと思います。」と一言添えての1曲目の開始。

曲によりギターを何本か変えて演奏。ギターを構えて弾きこなす姿がカッコイイ。2曲目、3曲目から、それぞれパーカスの小田原豊さん、Keyの深町栄さんを迎えての演奏。小田原さんのパーカスは初めて。コンガやカホンなどを駆使してリズムを刻む姿はまた新鮮かつカッコイイ。そして我らがふかまっちぃ〜!おちゃめキャラを大炸裂!メロディオンを♪プップ〜と吹いて「ハッピ〜?」と(笑)。愛さずにいられないよもう(笑)。

思い出す限りの曲を並べてみる・・・

Sarah MacLachlan "Drawn To The Rythum "
4 Non Blondes "What's Up"
Everything But The Girl "Rollercoaster"
Carol King "Home Again"


なんかもう、次から次へとオイラの大好きな曲ばっか出てくるんですけど(感涙)!!と勝手な理由で感激しまくるオイラ(笑)。

これらの曲を聴いていて、それぞれのアーティストの歌の世界にヤッチーの歌の世界がシンクロしているような印象を強く受ける。いまここで聴いているの曲の数々、それは他の人の歌でありながら、ヤッチーの歌でもあるのだ。これらの曲を歌う前に彼女は小さな解説を付け加える。例えば、EBTGの"Rollercoaster"は「好きな人にフラれて、忘れられずにいる。でも頑張っていこう!という様な事を歌ってる曲です。^^」など。ヤッチーのそれぞれの歌への思い入れが、さりげなく伝わってくる感じがした。

他の曲で特に印象的だったのは The Beatles の "Norwegian wood"。女性の彼女が歌うと一味も二味も違う雰囲気に。すっかり彼女の色になっているのだ。Sheryl Crow の "Everyday is a Winding Road" ではガンガンのロック!ギターをかき鳴らし観客をのせるのせる。しっとりと美しく歌い上げるヤッチーもいいが、アップテンポな曲の痛快なボーカルも聞きごたえがあって気持ちいい。

そして日本語の歌も負けてない。
SOYからは、"ひなぎく" "Going Home 〜家に帰ろう〜 " "Sugar Days 〜あの日〜00.8.25"など。 "ひなぎく"がキーを落として大人っぽく(大人ですが^^;)しっとりと歌い上げてすごく良かった。後の2曲とも大好きな曲だったのでカンゲキ&ノリノリ。^^

それからSOYにも作詞で参加されている宮原芽映(みやはらめばえ)さんの話が出る。
ヤッチーが、誰かに詞を書いてもらいたくて、誰かステキな詩を書く人がいないかな?と探していると宮原さんの素晴らしい作品に出会ったのだという。それから時と場所は変わり、山弦での活動をする時になって宮原さんに出会えたこと・・・ものすごく人と人との見えない「繋がり」のようなものを感じたとか。

彼女の曲の中でヤッチーが選んだのは"アンダルシア"という曲。12弦ギターのちょっとシタールの様な幻想的な音色とともに切なく物悲しい感じで歌い上げる。

以上の本編、思い浮かぶまま書いてるので曲順バラバラ&抜けている曲アリます。お許しをば。

そしてアンコール。最初に歌った"The Water Is Wide"はアイルランドの民謡で色んな人が歌っているのだが、なんとなくヤッチーのはKarla Bonoffの歌うそれを彷彿とさせる。女性の持つ強さ、一途さがヤッチーの歌う"The Water Is Wide"にはあると思った。

更にヤッチー曰く"予想外"の2度目のアンコール。予想外だなんて・・・・・・ヤッチーさま、何をおっしゃいますか。1回こっきりのアンコールだけじゃ、アタシ達ゃあ離しませんよぉ、がるるる〜(笑)。

ご本人としてはまだ歌いこなせてないらしく、「半熟ですが・・・でも半熟もおいしいよねェ。^^」と彼女が歌い出したのはNora Jones の "Don't Know Why" 本家がスモーキーな感じの独特な歌い方に対し、ヤッチーはあくまでも、暖かく、暖かく。彼女の暖かみがどこまでも出ていたと思う。

なんとなく、
寝る前にホットミルクを渡されて「おやすみ^^」と言われているような、和やかな空間になったラストの1曲。

次回ライブは7月2日(水)の同じく下北沢440にて。今から楽しみでしょうがない。
こうして、平松八千代の世界がどんどん広がっていくことを願って止まない。


紗璃 |MAILHomePage