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お気楽人間の日々徒然。
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| 2002年02月02日(土) |
てんびん座!!25.5センチ!!(意味アリ) |
今日は包国さんのバンドのライブ。久々であります。
今回は包国さんが、BeatNutsの楽曲について「曲が育つ」という話をしてくれた。
インストのバンドであるがゆえ、「君が好きだ」とかそういう表現が出来ないが、 作曲には情景を浮かべて臨んでいるということ。 例えば、「軽井沢の朝」という曲は、軽井沢の別荘でジョン・レノンみたいに 散策をしたり、朝、モーニングコーヒーを窓辺で飲んでいるような、 そんな情景を思い描いて出来た曲らしい。
そうやって、色々イメージをして曲作りをするのだが そうして作った曲も演奏を重ねていくにつれ「育って」いくのだと言う。
TexanBlowerという曲。テキサスなまりのジャズっぽいイメージが あるらしいのだが、今回は更にそこへニューオリンズのリズムが入って、 テキサスだか?ニューオリンズだか?と言った感じが、楽しい楽曲になった。
MorningDewは、伊豆高原あたりの朝のしずくをイメージして作った曲が リハーサルで練習していて鈴木さんのギターソロが入った途端、 サンタナがドアを蹴破って入ってきたようなイメージが湧いて とても楽しかったと包国さんは言った。
今日のMorningDewはサンタナっぽくて色っぽいな〜とゾクゾクしながら聴いていたので、 包国さんのイメージが私のイメージとリンクしたみたいで面白かった。
今回のBeatNutsは全体的に大人っぽいというか、重量感のある感じだった。 鈴木さんの美しいギターソロもいつになく(いい意味での)ねちっこさを増し、 樋口さんはここ数回使用していた孫ドラム(お孫さんのために製作した全体的に小ぶりなドラムセット) を使わずに、通常のセットでやっていたし、 カニ汁さんは、いつも色んなパーカス類を多用するのだが、シンプルに革モノを重点的に使い、 つんちゃんもいつになく熱いベースソロをかまし、 敦夫ちゃんのキーボードの音色もここ最近のそれとはちょっと違う感じ。 包国さんはいつものパワフルな感じとはまた違った、「肩の力を抜いた」感じというのだろうか、 色っぽい気だるさを感じる音色でサックスやフルートを吹く。
今回はリズムの複雑なビートルズのカバーI Feel Fineなどにも挑戦して、 「今年はまたちょっと違った部分を見せるよ!」という包国さんの意気込みを 垣間見たライブだった。
いやはや、次回も楽しみだ。
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