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お気楽人間の日々徒然。
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| 1999年09月30日(木) |
ハンチング帽野郎と愉快な仲間たち |
秋になるんだったら、さっさとなってくれい!!ってな感じの気候が続いてるよね。 昨夜は掲示板にも少し書いたように、BEGINのライブを観に、とある飲み屋へ行って来た。 そもそも、その店はライブハウスではないし、どちらかというとその店でかかるアナログレコードの音を肴にまったりと飲む雰囲気の場所。お店に「BEGIN LIVE 9/29 19:00〜」というビラは貼られていたけど、本当に来るんだろうか?と店に行くまでは内心思っていた。
本当は「BEGIM」とか、「PEGIN」とかなんじゃないかとか(笑)。
でも、彼らは来本当に来た。後のMCで分かったのだが、驚く事にこのLIVEの告知は、お店のビラ以外に一度インターネットで出ただけで、一切していなかったのだそうだ。 彼らは来年10周年を迎えるそうだ。それに当たり、もう一度原点に立ち戻って、音楽の文字通り「音を楽しむ」という自分達の気持ちを大切に、敢えて告知もせず、小さなお店でのLIVEを敢行したのだそうだ。
ライブに来たお店の客もファンらしき人は少なく、どちらかというと「へぇ、BEGINが来るんだ。行ってみるべ。」って感じで来た人達の様だった。私もそのクチだけど(笑)。だって私、彼らの曲、全然知らないもんね!!(威張るな(笑))知ってるのはCMに使われたデビュー曲の「恋しくて」と「声のお守り下さい」だけ。で、どっちもこういうタイトルだったか自信ないし(笑)。(多分、間違ってるでしょう(笑))
彼らもそういう客層を見て「皆さんの顔を見てると、ノッてくれてるのかどうなのか、イマイチつかめませんねぇ〜。」などと言っていたが、返ってそれが楽しそうだった。本当に楽しいライブだった。先に挙げた二曲のような切ないバラードもあれば、ブルージーな曲もあり、それに加え洋楽をアレンジして演奏したり(これがまたカッコイイ)、観客は本当に彼らの「音」を楽しんだし、彼らもまたリラックスした様子で楽しんでいるようだった。
その日は新曲のプロモーションビデオにこのライブ風景を使うかもしれないという事でカメラが入ったりしていたが、本当にアットホームな雰囲気が終始漂っていた。
彼らは、しばらくこういう形式のライブを出来る限り続けるそうだ。告知もせずに。 「いつまでこの状態が保てるか分からないけど・・・あんまりお客さん多いとこうは行きませんからね。このLIVEはこれからも告知せずクチコミで広めたいと思います。あ、お一人様三名までなら言っていいです(笑)。」などと冗談めかして言っていた。昨夜はバーボンが旨かった。
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