でひゃひゃ通信社
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2005年01月13日(木) 修羅と病みニュース

 このところに限らず、毎日人が殺されていると感じる。子供が親になぶり殺しに会っているニュースに「またか;;」と絶望的な気分にさせられる。
 スマトラの津波の被害については、確かに大変な災難だと思うけど、自然の脅威でも死者17万人。一国の政治の過ちで100万人。そして人類最大の災厄「戦争」に至っては、1000万人超えるんだよね。

 しかも、自然に怨恨は残らないと思うけど、人間の殺し合いには晴らしきれない恨みがずっと残る。それこそ、先の大戦で「お爺さんはアメリカ人に殺された」なんて言葉はいい続けられる。それは中国、韓国と日本でも同じこと。

 身内が殺された!なんて事は絶対経験したくないけど、その危険性はかなり近いものだと感じる。
 去年、ニュースにもなったけど近くで女子高生が殺された。まだ犯人は捕まっていない。少し前にその女子高生の両親のコメントが新聞に載っていて、事件が風化されていくにつれ、心無い人たちの暴言に心を痛めておられた。
 やはり他人の痛みは自分には無痛に近いのかと、憤りを感じた。

 何年も前に山口県光市の殺人事件があった。産まれて間もない子供と奥さんが、当時19歳の男に暴行されて殺された事件だ。結婚して間もない奥さんが鬼畜のような男に必死に抵抗し、そして子供もろとも嬲り殺された事件。
 一人残されたお父さんはたとえようもない絶望に、それこそ自殺できれば、ずっと楽だったかもしれない人生を行き続けないといけない業(ごう)に、私は今でも胸が痛くなる。
 もし、自分が仕事から帰ってきて、変わり果てた妻や子の姿を見てしまったら。そして、事件の真相を知り、犯人の所業を知った時!

 こんな時、人は「修羅」と化してしまうのかもしれないと思った。

 全身全霊を込めて、犯人とその親族郎党(!)を殺して呪う。正直、想像を超える。

 願わくば、自分の周りにもそんなことの起きない人生を送れることを切に願う。


いさみっくす |MAIL

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