オクラホマ・スティルウォーターから

2004年01月19日(月) 学歴詐称問題

 議員の学歴詐称問題が上がっている。

 当時の卒業への手続きが今と違うのか同じなのかわからないが、現地の弁護士を通して手続きをする、というのがよくわからない。

 日本の大学の場合は、この年に卒業します、というような手続きがあったかどうかも覚えていないのだが、卒業の条件がそろっていれば、卒業できる、というような感じだったと思う。しかし、アメリカの場合は、学期ごとの卒業で、この学期に卒業します、という手続きを、その学期内の期日内にしないといけないし、もし卒業式に出ても、単位が足りていれば、学校が卒業証書を本人に郵送するが、単位不足などがわかった場合には卒業できず、卒業証書はもらえない。

 卒業の手続きをする場合、自分でサインをしないといけないだろうし、当時、卒業証書が郵送されたか、直接手渡されたかわからないが、もし郵送される場合、弁護士が入る余地がないと思う。

 当時のことだから、留学生活というのは今よりも大変だったと思うが、もし卒業証書をもらっていれば、4年間の苦労の賜物である卒業証書をアメリカに置いてくるはずはないと思う。または、手続きに弁護士が入ったとしても、弁護士による手続きが不備だったか、または卒業の手続き自体行われず、十分な単位を取ったから4年間の在籍も卒業と同じものだと思ったのか。

 いずれにしても本人が大学に向かうというのだから、いずれはっきりするだろう。


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