オクラホマ・スティルウォーターから

2002年06月17日(月) 嬉しい驚き/サッカー

★嬉しい驚き
 お昼過ぎにリビングで掃除機をかけたり、ごみを玄関の外に出したりして、ドアを開けっ放しにしていたら、誰かが来た気配がした。

 「エモッシュ〜!!」

 以前、このアパート群にいたトルコの女の子だ。何日か前に、今月末に引っ越すというメールを送ったが、今日は旦那さんのアタがここに来る用事があって、一緒にきたのだそうだ。5分ぐらいしか時間がないの、ということだった。でも1年ぶりの再会を喜んだ。

 エモッシュはトルコで学生だった時、2、3年前に亡くなったトルコの人気歌手、バルシ・マンチョのバックコーラスで歌ってたという女の子なのだ。バルシ・マンチョはトルコの全国を回っていたので、その子も一緒に回ることが多かったのだが、学生をやりながらはきついので、マンチョに惜しまれながら途中でやめたそうだ。バルシ・マンチョは日本にも来たことがあるが、エモッシュがやめた後なので、日本には行ってない。

 エモッシュには11ヶ月になる男の子がいるが、今はニューハンプシャーのハノーバーという、バーモントの州境に住んでいる。男の子もそこで生まれたが、今日初めて会った。お父さんのアタに似ていて、青い目でかわいい! だっこしたら軽い! 梨奈が生まれたときは、まだ慣れていなかったからか、軽いなんて思ったことはないが、梨奈より小さい赤ちゃんをだっこすると軽く思える。

 エモッシュには梨奈がまだ3ヶ月か4ヶ月ぐらいのときに小さいときに週に2回預けたことがある。その面影が強いからか、梨奈が大きくなったのをとてもびっくりしていた。

 「2月にはトルコに帰るかもしれないの」と言うから、帰省するの?というと、トルコに帰って、アメリカには戻ってこないかもしれない、という。アタの仕事次第なのだが、そうすると、みんな帰っちゃうなあ。でも、トルコに行ったら私たちがいるから、遊びに来てねと言ってくれた。

 そうそう、以前エモッシュにあげようと思っていたコップがあったんだ、と思い出した。出産祝いで送るときにコップが入らず、今度会ったときにと思っていたが、全然会わずじまいだったので、持っていたままだった。男の子が使える青のコップだ。エモッシュに喜んでもらえてよかった。

 あっという間に時間が過ぎて、エモッシュは帰っていった。

★サッカー
 何と言っても、今日は日本とトルコ戦だ。夜の2時半から試合だ。梨奈もまだ起きていて、ネジャーティが英語で「ターキー!」と叫ぶと、梨奈も「ターキー」と真似して応援した。私が「ジャパン〜!」というと、梨奈も「ジャパン」と言った。ネジャーティがもう一度「ターキー」と言うと、こんがらがったのか「ジャーキー!」と言ったので大笑いした。ジャーキーってビーフジャーキーのジャーキーとも取れるけど、ジャークみたいでおかしかった。

 今日の試合はあまり好きじゃなかった。イエローカードをもらいそうなプレーしている日本人選手がいたし(こっちでは大きく映ってた)、ちゃんとフェアプレーしようよ、と思えるところもあったし、、、。

 応援が雨で聞こえなかったのかわからないが、なんか応援が静かな気がしたし、、、。見守る気持ちもわかるが、どんな状況でも声を出して応援しようよと思えたし、、。

 でもトルコの先制点は痛かった。それにトルコはボールが来たらすぐ動いてた。背の高いゴルフキーパーの存在も大きかったし。中田のボールがゴールのポールに当たったのは惜しかった。ポールに当てるほうが難しいと思ってしまった。

 チカラが100%できっていないなあと感じたが、ネジャーティ曰く、トルコの選手は雨や雪とか悪条件の中で試合するのに慣れているらしい。そういうのも関係してくるよなあ。

 


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