母が大阪の電気街に出かけるという話にかんで、梨奈も連れて出かけることにした。大阪駅の周辺地、キタと呼ばれる地域には電車一本で出やすいので、行動範囲はどうしてもキタに限られ、そこから地下鉄や電車に乗って、どこかへ行こうという気にならない。道頓堀、難波周辺のミナミと呼ばれる地域には、大阪駅から地下鉄で行かないといけないので、何かがないと行かない。少し気合いが必要である。
ミナミでもいつも行くところが決まっていて、電気街に行ったことがない。大阪市内で生まれ育った父曰く、「難波から歩いてすぐやで」。 地下鉄の駅は「日本橋(にっぽんばし)」で「難波」とは違う。でも実際に歩くと日本橋と難波はとても近かった。 結局買い求めたいものは見つからなかったが、近くの百貨店に寄った。キタにある百貨店とはまた違うセンスのものが置いてあり、のところで一休みした。梨奈もよっぽどおなかが空いていたのか、私が注文したケーキに食らいつき、平らげてしまった。 梨奈を連れて歩くのはとても大変だと実感した。おとなしくベビーカーに乗ってくれないし、自分で行きたい方向に行こうとするし、立ち止まってしまうし、そうすると梨奈を抱っこしてベビーカーを押さないといけないし、大変だった。ニューハンプシャーでは町の人口は数万人にも満たない。隣町は数千人単位の人口である。また車での移動なので、人の中には行ったことがないので、まだまだ人の中でどのように振舞えばいいか分かっていない。 電車の中では眠ってくれればいいが、眠たいのに興奮していて、いうことを聞いてくれない。でも今日のお出かけで梨奈も少しは何かを覚えたようだった。
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