趨向夢

2012年05月29日(火) 年をとって


分かる事、気づく事ってやっぱりたくさんあると思う。
高校生の頃に好きだった歌を最近また聞く機会があって、
改めて歌詞をちゃんと聞いて、当時思ってた事と全然違う
取り方をしてる自分に気づいて。

別れて遠くに行ってしまった彼女の誕生日が近付いてきて、
自分に手紙が届く。その手紙の文章から彼女の自分への気持ちを
読み取ろうと思うけど彼女の中にはもう自分への気持ちは無い。

ってな感じの歌詞。昔聞いてた頃は、純粋にそのまま受け取って
「こんな風に好きになってもらえたら嬉しいな」と思ってた。
それを20年の時を経て改めて聞くと、彼女がわざわざ
彼に手紙を出した事。それも自分の誕生日が近付いてきての時期。
彼への気持ちに気づかれない様に、もう大丈夫って言うのを
全面的に出した強がった文章。
気付いてほしいけど、気づいてほしくない複雑な気持ち。
何だか色々と浮かんできて、すごく切なくなってしまった。
その彼女の気持ちが分からないでもないなと。

しばらくこの歌をまた聞こうかなと思っちゃった。


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ゆう