2009年02月27日(金)
 『新しい世界』 ASIAN KUNG-FU GENERATION

お友だちとごはんを食べてカラオケに行く。

ちょー酔っぱらい。

この友だちとは同級生のようにCDを貸し借りする。
大人になるとそれってちょー貴重。
だってあの頃と違ってちょっとがんばれば買えるんだよ、CDって。
でもそこをあえて貸し借りするのが私はなんか好き。
好きな本を貸し借りするのも同じ。価値観の共有というか
うまく言えないけど。好きなものを分かち合えるのっていい。


カラオケも、ふだん、なかなか分かち合えないセレクト。

空気読むってなんだそれ、な私でも、多少はあるんだよ。
ラルク好きなんだーってHoney歌われたら、あぁはにーかと
思っても、わーはにーだって反応をするんです、一応。

えーと、そこでラルクのいいところ、は多分分かち合えない。
でも、私のために選んでくれたことにはちゃんと喜ぶっていう違い。
そこに価値観の共有はあまりない。

とか書くとまた「むずかしい」って言われる。
だからそれは「私に合せてくれている」状況では生まれ得ないものが在って
むずかしいと思うひとは、無理しなくていいの。
そこは、自分ときららは違う、でいいの。
自分の好きなものを伝えてくれたらそれでいいの。
そこから私は新しい好きをみつけることも多いし
あなたの好きを知ることもそれは違う喜びなのです。

で、だからこそ、なかなか得難いから、
通じる何かが得られるととびきり嬉しいのであって。


ロックンロール。

あぁ、大好き。
なぜ、歌詞に一度も出てこないこの言葉がこの曲のタイトルなのか。

私は私で、カラオケには全く不向きなワールズエンド・スーパーノヴァ
なんか選ぶ。なんの気遣いもしない。これライブでちょーカッコイイの!

転がる岩、君に朝が降る

そう、この曲のタイトルも表向きわかりにくいけれど
ロックンロールなんです。そして朝が降るんです



まぁでもそんなのどうでもよくてグッとくる何か
そうそう、自分の立ち位置なんてどうだってよくて

音楽の持つ魔法は、私の宝物。
選曲がそんな音楽の持つ魔法のある曲ばっかり。



貸したCDを気に入って貰えて、そのバンドの曲
この調子で決してカラオケ向きではない曲を好きだってうたってて
あぁ、すごーくちゃんと聴いてくれたんだ
好きだって社交辞令じゃなくて本物だってすごくわかる
何度も何度も聴いてるんだってわかる


何も言わない。

何も言わないけれど、きっと私が「風の日」や「Missing」に
救われてきたことも言わなくても伝わる何かがある。

お互いにこれまでに何があったかじゃなくて

いいよね〜!

って、それだけで通じるのがいい。

祈り、みたいなもの。

やっぱりうまくいえないけど。

今酔っぱらいだし。



ありがとう。

借りたCD大切に聴きます。

貸したCD気に入ってくれたら嬉しいです。



次はあの曲うたおーっと。



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