アルジャーノンに花束を - 2002年12月12日(木) 今更、読破。 アルジャーノンは、チャーリーは本当に幸せだったのだろうか。 人の人生は他の人によって決められることも出来ないし、他の人が関与してはいけない、もちろんネズミの人生も。 もって生まれたものがその人の運命であり、その運命を他の人の手にゆだねることは、地球的いや宇宙的規模の冒涜にあたる。 アルジャーノンとチャーリーはそれを身をもって体験出来たことは、ある意味幸せだったのかもしれない。 これがかかれたのはすいぶん前だけれども、それほど古いものではない。近未来起こりえるかもしれない事。現に内容は違うけれどクローン人間が作られようとしている。生まれてくるクローン人間はアルジャーノンやチャーリーになるかも知れないのだから。 今の時代にこの小説が読まれることは意義のあることかも知れない。得体の知れない恐怖と悲しみが交互に押し寄せてくる。 すべては最後の追伸の2行が物語っている。 このタイトルの意味は、最後まで読んで初めてわかった。 ずっと読みたかった本だった。ようやく(^^)。 1週間くらいの時間をかけて読み進めたのだけれど、時間をかけて読むにつれ、もしかしたら手に取らなかった方が良かったかもしれない、とさえ思った。最後まで読んで良かった。 ジャンル的にはSFにあたるのだそう。昔SF小説はよく読んだけど、最近はあまり読んでいなかった。まったく異質だけれど、パラサイト・イブとも共通する怖さがあってSFの醍醐味を味わえたのかもしれないと思う。 ...
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