日々言葉記録...しるこ

 

 

天保12年のシェークスピア - 2002年03月23日(土)

劇団☆新感線+サードステージ÷2。

設定や作り、派手な音楽と殺陣、下品さ(笑)は、新感線そのもの。でもどうにも台詞の作り方やストーリーの小難しさが、微妙に鴻上尚次。小芝居で笑わせる部分はあっても、全体的にばかばかしさが少ない。
新感線を見に来たって思うと、微妙にもの足らない。

時代劇なんだけど、シェークスピアの物語(いろんなものが混ざっていた)をベースに使っているので、基本的に悲劇なのよね。結局ほとんどの出演者が死んでしまった。主役の最後はちょっとぎょっとする演出。
新感線芝居は、殺陣が多くもちろん多くの人が切られるのだけど、「実は・・・」とかいって「わ〜っはっはっは」と漫画のように生き返るのが基本。その当たりも微妙の笑いが少なく、もの足らないところかも。

芝居としてみたら、作りが非常に緻密だし、どちらかというとドラマ仕立て。場面の変更が多すぎる感じ、ワンシーンやってすぐに場面変更。だから見終わった後にどっと疲れが・・・3時間半近かったし。

主演は上川達也とヒロインに沢口靖子。
物語の進行役が、熊谷真美。熊谷真美の老女役のうまさと、芝居と声にちょっとびっくり。すごくいいポイントだった。

古田新太と池田成志が完全に脇に廻っていたのがいい感じ。いつものくどい芝居は封印(笑)、それでもこの二人のなんとも言えない存在感は役者なんだろうねぇ。(池田成志、4連発・・・同行の友人に、「もしかして、追っかけ?」と笑われた。)
橋本じゅんなんて、出演していたことにまったく気がつかないほど普通の人で・・・・やっぱり張りぼてのカツラや繋がったまゆげとかになってないと、駄目らしい。

しかしなぁ、芝居も高くなったよなぁ。もうお気軽に見に行かれるものではなくなっちゃったかも。


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