今年も 現れました。 我が家の庭をツイーツイーと横切ります。 今年のは 巨大オニヤンマで、三女が怖がり 玄関から出られないくらいでした。
オニヤンマは、毎年8月の今頃、約束したかのように現れ 庭を繰り返し繰り返し 横切ります。
すぐ後ろに北上川が流れているので、そこが産卵場なのでしょうか。
流れも急で、水量も多いこの川で、卵はふ化しヤゴとなり そして大人になるのでしょう。
卵への伝言は、ただ一つ。 「この場所で大きくおなり。」
ヤゴは 親が選んだこの場所を信じ、豪雪を耐え、夏を待って飛び出すのでしょう。
「きっと何か、いいものがある。」
そして彼は見る。
エルベショーンの光を ファビュラスのざわめきを、
セシリアの香りをくぐり、
ハラハラと散るメアリーローズをよけて 熱波に耐えて咲く夏バラたちを。
来年も 来てくれるでしょうか。
「やあ、今年もバラを見に来たよ」
そういって 大きな目玉をキョロキョロさせるのでしょうか。
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