TALES OF ROSES

2004年11月05日(金) 温泉

友人に G温泉に 日帰り入浴に連れていってもらった。

奇岩と ちょうど見頃の紅葉と 流れる白い滝が美しい。

滝に近づこうとしたら、前の広場で一匹の柴犬が むっくり起きあがった。

犬は、直線で40メートルぐらいのワイヤーに鎖がつながれていて、
直線距離の自由生活。
その犬のワイヤーをまたがないと 滝のそばまでいけない。

犬嫌いの人は近づけないね、などと言いながら
はたはたと尾を振る犬を
なでてあげたら、
ご機嫌のようで しばしまとわりつかれた。


それから すぐそばの ひなびた宿に入った。
「景色がいいですよ」と言われ露天風呂に行って、驚いた。

さっきの滝の真正面の景色。

滝のそばに立って 振り向けば
よしずだけの手作り風露天風呂は 丸見えなのだ。

つまり、さっきの柴犬は、露天風呂客の番犬なのだった。



柴犬に守られながら、二人で温泉につかった。

硫黄温泉、黄土色のにごり湯で、つかると自分の体も見えなくなる。
よく見ると男性露天風呂とのしきりも、すきまだらけで
あちらからもこっちが見える。
幸い誰もいなかったが・・

壁に はえたたきが 一本吊してあった。

「アブ用でしょ。」と友人。

さすがに もう寒いので、アブもスズメバチも 飛んでは来なかったが
もしも熊が来たら?

はえたたきでは、戦えない。。

やっぱり番犬は 必要だ。


雨漏り用だろう、廊下に置いてあるプラスチックの容器。

自動販売機の「故障中」の文字とか
「インスタントですが、コーヒーご自由にどうぞ」という手書きの文字が
妙にふるえていて ホラー漫画のフォントっぽい。

数年前に、
小学生の三女と二人で 山形の温泉に泊まった時、
風呂場に 浮き輪とアヒルのおもちゃが置かれてあったことを ふと 思い出した。

滝のよく見える大広間には、低反発枕も何個か置いてあった。
絶景横の ぜいたくなお昼寝タイム。

ラーメンも そばも、けっこう美味しくて、good。
炭酸水素塩化物泉なり。


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