無駄な抵抗はおやめなさい。
いつもは白のワイシャツを着ている野田が、なにやら淡いイエローの ワイシャツを着てた。なかなか新鮮で、しかもよく似合ってた。 いつもは憎まれ口しか叩かないおいらが、珍しく褒めてみた。
「あら、野田くん。今日のシャツ、いい色だね。似合う似合う!」
すると野田は「このシャツ結構着てるんだけど・゚・(ノД`;)・゚・」と 悲しげな顔。「みっちー、俺のこと全然気にしてないでしょ」と スネている。
「あー、バレた?ごめんごめん(*´∀`)」と微笑んでみたら野田は、 「でもさ、全然気がないのに、気のある振りをするよりはいいよ」と 言うのだ。一体それはどういうシチュエーション?
先日、野田は、おねぇちゃんの店に飲みに行ったらしい。 野田の出現に、きゃっきゃと喜ぶおねぇちゃん。 野田はまんざらでもない様子。←つか、ヒジョーに嬉しい。
するとお気に入りのおねぇちゃんが、野田にこう言った。
「お久し振り!髪伸びたね〜!」
「うっ…。」
絶句する野田。 だって野田は、さっき床屋さんに行って来たばかりだったのだ。 しかもカリっと散髪。このおねぇちゃん、誰と間違ってるんだ?
いるんだよねー。 全然わたしに興味がないくせに、あるふりをする人。 男性にも女性にもいる。
あたしゃ20歳そこそこのおねぇちゃんじゃないんだよ。 あなたの言ってることが本心じゃそうじゃないかぐらいわかるよ。
無駄な抵抗はおやめなさい。 人間、本音でぶつかってナンボよ。
ま、わたしは本音を言いすぎて、時折人を傷つけちゃったり するんだけど。口先だけでものを言うのもアレだけど、 毒を吐くのもあんまりいいことじゃないんだと思う(笑)
気をつけよ( ̄∀ ̄*)←最近、毒を吐き続けてる感じが否めない。
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