細く長く。
ダンナさまの転勤で、デンバーに住んでいる友達が帰って来てると いうので、急遽会いに行ってきた。彼女は高校2年ときの同級生。 ま、大きなグループのなかでは一緒だったけれど、特にすごく仲が 良かったわけではなかったのに、今もこうやって細く長く続いている。
その前に逢ったのは、彼女のお母さんが亡くなったとき。 お通夜に行ったときが最後だった。 私たちが列席しているとは思っていなかったらしく、彼女は私たちの 顔を見つけた途端ぐしゃぐしゃに泣き出した。
あれから3年。 彼女はお母さんの三回忌で帰ってきたのだ。
高校のときの彼女は、今でこそたくさん見かけるけれど、その当時は 珍しかった赤いフレームのメガネをかけていて、ぽっちゃりしてた。 高校を卒業して、短大へ進んだ彼女に逢ったときは本当に吃驚した。
赤いフレームのめがねは外してコンタクトにし、 ぽっちゃりしていた体型は、スレンダーになり、 一瞬誰かわからないくらい可愛くなっていたのだ。
都会での新しい生活の刺激、彼ができたこと、それら全てが彼女を いい方に変えた。自分で考えて、自分で道を決められる女性になって いたのだ。みんなが口を揃えて「変わったねぇ…」と溜息まじりに 賛辞したものだった。
今日彼女は、赤ちゃんを連れて帰ってきた。お母さんになったのだ。
外国の暮らしも4年半。仲のいいトモダチは韓国人。←羨ましい。 日常会話程度なら英語も話せて、なんだかかっこいい「マミー」に なっていた。高校のときのどこか他力本願なところは微塵もなくて だけど天然なところはきちんと残しつつ(笑)、彼女はニコニコと 笑っていた。なんだか肩の力が抜けたいい笑顔だった。
子供がいるからと時間を気にして帰っていった彼女。
付き合いかたも変わっていくなぁと一抹の寂しさも感じてみたり。 でも元気で良かった。またいつか逢おうぜー。 細くても長く長く続けていこう。
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