comfortable diary



サービス業。

ここ数日、相棒が夏休みでずっと窓口に立ってたんですけど、
ほんといろいろな人がいる。

相手は病気に苦しんでいる人ばかりだし、接客業だし、
わたしもできるだけの優しい言葉がけを意識しているつもりだけど
時々ひどく悲しくなるときがある。

理不尽なことで、患者さんに怒鳴られたときとか。

どうしてこんなに高いの…と窓口で泣かれたときとかね。

今日もちょっぴり涙が出そうになったことがあった。
でもそれは悔しいとかそういうんじゃなくて。

すごい重い病気でいかにも具合が悪そうなのに、いつもニコニコ
笑ってる患者さんと接したときとか。

食道の手術をして声帯を失った患者さんに、知らずに話しかけて
しまったときとか。

「耳が聞こえなくて…」とすまなそうにしているおばぁちゃんと
自分の将来を重ね合わせてしまったときとか。

何にもしていないのに「ありがとう、ありがとう」と何度も頭を
下げられたときとか。

時々こうやって生と死が隣り合っている職場にいることが、ツラく
なったりする。なんだか今日はウルウルしっぱなしだったなぁ…。

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今日の午後。
職場に置いてあった本に、糖尿病用のレシピが載ってあって、
「これを書き写してもいいですか?」とばぁちゃんに聞かれたので
「どうぞ〜(^-^)」と明るく答えてみた。結構な量があったので、
「コピーしてあげたいな」と思ったのだけど、原則的に患者さん
から頼まれた私用コピーはお断りしているし、しかもすぐ後ろには
上司もいたので、言えなかったわたし。

仕事に追われ2時間が経ち、ふとロビーをみるとそのばぁちゃんが
まだ書き写していたのだ…。もうすごく落ち込んだ。
コピーをとればすぐなのに。上司の目を盗んででも、こっそり
とってあげればよかった。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

サービスって一体なんなのかな…と時々思う。
してあげたいことが、自分の職場的にはNGなことだったり、
あとからあとからカルテが回ってくるので、さばくのに精一杯で
充分に話を聞いてあげられなかったり。

でもできる限りのことはしないとね。きちんと判断しなくちゃ。
わたしがされて気持ちがいいこと。
わたしがされて不快に思うこと。

サービスは自分が基準。あらためて気づくもう秋風の北海道。



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2004年08月18日(水)




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