淡いコイゴコロ。
高校に入学してすぐ、笑顔のいい男子がいましてね。 席が近くて、たまに話すようになりましてね。 そんでもって淡い憧れのようなものを抱くようになりましてね。きゃ。
たまたまノートの貸し借りをしていたら、ノートの裏側に詞が書いて あったの。それがものすごくいい詞でね。 その人が書いた詩なら、プライベートなものを盗み見しちゃったような 気がして、見たことを言い出せなかったの。 しかも結構クサい詞だったし(≧m≦)
-------その詞がコレ↓----------------------------------
なつかしいあのひとに 人ごみの中で会った 微笑む顔が少しはにかむの 昔のままだわ
傷ついた恋なのに もう跡形もないのよ 偶然会えたら 泣きだしちゃうと 思っていたのに
ショウ・ウィンドウを横目で見れば 待ち合わせした頃を 想うけど
今はもう 別々の恋人が待つ場所へと 降り出した雨に追いたてられて 急いでゆくのよ
やっぱりあなた 送ってほしい わたしのバスが 遠く消えるまで
ふりかえる大通り あのひとに見えるように 混んだバスの くもった窓に書く 大きく Good luck and Good bye 大きく Good luck and Good bye 大きく Good luck and Good bye
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ま、言わずと知れたユーミンの名曲「Good luck and Good bye」です^^
当時あたしはアルバム「PEARL PIERCE」を聴いたことがある…ぐらいのレベルで この曲のことは全然知らなくて。あとからラジオで偶然かかって、これはユーミン の曲だったんだ!って気づいたんだけど。
席が近かったので、いろんなことを話すうちに、彼がユーミンが好きということ を教えてもらって。当時オープンしたばかりのデパート「棒ニアネックス」(笑) でオープン記念に作られた空のカセットテープに、「REINCARNATION」を彼に ダビングしてもらいました。
毎日毎日聴きました。
「NIGHT WALKER」とか当時の自分にすごくリンクして、切ない恋心にきゅーと してみたり。
♪私をおいてゆくのなら せめてみんな持ち去って ♪あなたが運んでくれた全てを ♪私のことを傷つけてつらいと 人に言わないで ♪すぐにすぐに忘れてしまうのにー
そう、彼には物凄いキレイな彼女ができたのでした…。 彼からもらった「REINCARNATION」をもらった直後に…。
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その彼に、昨日偶然ばったりと出会いました。 髪も心なしか髪も薄くなっていて(笑)、かなりオヤヂ化してました。 あんなにステキだと思っていたのに、時代とは残酷なものよのぅと思いました。 「覚えてる?」と言ったら、「同じクラスだったよね、一年のとき」とニッコリと 微笑んでくれました。ちょっとくすぐったかったり。
あたしはお店の常連さんたちと飲んでいたので、あまり話はできなかったけど、 彼が帰るときに、少しだけ話しかけてみました。
「〇〇くん、今どこにいるの?」 「東京だよ」 「今、シアワセ?」 「うん、すごくシアワセ。」 「ユーミンまだ聴いてる?〇〇くんと言えばユーミンなんだよね、あたしの中で。」 「うん、相変わらず聴いてるよ。昔のユーミンね^^」 「そっか。それじゃまたね。」 「うん、またね。」
始終笑顔で、話していて。 あー、やっぱりあたしの好きだったところは変わってないなぁってしみじみ 思ったり。ま、彼は好きとゆーよりも憧れに近いヒトだったので、のちのち 引きずることもなかったんだけどね。←強がりじゃなく。 |