comfortable diary



アカルイミライ。

仕事をしていたら、カウンターの向こうでニッコリと微笑んで
いるヒトがいた。よくよくみたら、中学んときの友達だった。

3つ下のめっちゃイケメンと結婚して幸せな家庭を築いていた彼女は
5年前に札幌に転勤。すっごく寂しかった。

だけど転勤と同時に、あたしたちは疎遠になった。
仲が悪いとかじゃなく。「便りがないのは元気な証拠」という感じ。
きっと彼女は幸せにやってるんだろうなぁ…と妙な確信もあったし。

久し振りに逢った彼女は、なんだかとても綺麗だった。

「うわー、どうしたの?帰ってきたの〜?」
「うん、そうなのー。どうしてるかなぁと思って。仕事中にゴメンね」
「ううん、全然!」
「髪、相変わらず短いんだね」
「へへ、伸ばしてみたりもしたんだけどね、これが一番楽だし」
「実はね、母が亡くなったの」
「えっ!!」
「4月にね。親族だけで送り出したんだ。連絡しないでごめんね」
「ううん、全然…。大変だったね…。」
「うん。今日、四十九日だったの。だから帰ってきたんだ」
「そっかー…。」

「彼氏できたの?」
「できねーよ。」
「変わってないね(笑)」
「…ふふ。」

そんな他愛ない会話を10分くらいして、彼女は去っていった。
帰り際、お腹を指差して、

「ふたりめ(*^-^*)」と微笑んだ。

その笑顔がたまらなく良かった。柔らかな顔だった。

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仕事の帰り、職場の同僚に赤ちゃんが産まれたので見に行った。
小さな小さな赤ちゃんだった。
指を硬く握り締め、世の中の悪行を掌握してるかのような
誇らしげな顔で眠っていた。

死んでゆくものと、生れ出でるもの。

世の中はきっと、生と死という絶対的なものの上に成り立って
いるんだなぁ…としみじみと考えちゃったよ。
この赤ちゃんも、いつかはこの世からいなくなっちゃうんだなぁと
思ったら泣きたくなった。この子の未来は果てしなく明るいのにさ。




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2003年06月05日(木)




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