歩いていこう。
昨日、高校の友人と十何年ぶりに逢った。 高校時代の話をしたりして、すごく懐かしかったなぁ。 お互いの食べ物の好みも忘れてるし、後輩の名前もうろ覚えだったし、 確実に時は過ぎたのだなぁ…と思ってみたり。
今が当たり前すぎて気がつかなかったけど、アタシ実はすごく変わった んだなぁと思ったよ。中学・高校のワタシは、俗いう目立たないグループ のヒトだった。大勢のなかに紛れて生きていた。
そうだった。ナニを隠そう、ワタシは『社会人デビゥー』なのだった(笑)
-----------------------------------------------------------
親が厳しかったせいもあったかもしれない。でもものすごく厳しかった わけではなく、ごく一般的な家庭だったように思う。 敷かれたレールの上を歩いたつもりだったけれど、実際は私自身がレール からはみ出すのが怖かったのだと最近気づいた。
学年の90%以上が進学する高校で、なぜか私は就職することを選んだ。 若干18歳で社会に出た私は、現実の厳しさを目の当たりにした。
その反面、お酒の美味さを知り、大人の人と交わす会話や、カラオケの 楽しさ、夜遊びの快楽(笑)、いろんなものを吸収してみたり。
自由になるお金と、時間と、自分のココロ。 やじろべえのように、芯だけはかろうじて失わずに、右にゆらゆら、左に ゆらゆらと揺れていたように思う。
いつの頃からか、その私にあるものが芽生え始めた。
「このままでいいの?」
仕事して、遊んで、友達もそれなりにいて。 だけどそれだけでいいの?それでアタシは満足なの? 家でドラマを観てるだけがアタシ?本だけが趣味ってのがアタシ? いったん考えだすと、まるでジェットコースター。中途半端な自分に嫌気 がさした。自分の存在価値をも否定するようになっていた20代後半。 気がつくと友人達はシアワセな家庭をもち、第二の人生を歩いていた。
アタシはまだやりたいことも見つけられないまま、時間の中を放浪してた。
そんなとき映画に出会った。 スクリーンを観ているあいだは、他のことを考えなくてもいいのが一番の 理由だった。淋しさを紛らわすかのように物凄い勢いで映画をみまくった。
そしてパソコンに出会った。 映画のMLを通じて、いろんな出会いがあった。まさかこの仮想じみた世界 にこんなにハマるとは思ってもいなかった。
やりたいこと、なりたい自分が、だんだんと見えてきた。
自分は自分、ヒトはヒト。
中学の頃、一度仲間はずれにされて以来(ちいさな諍いみたいなもんだった けどね^^)、ヒトの顔色ばかり伺うようになっていた私が、自分のやりたい ことを優先できるようになった。
いろんな人に助けられて、いろんな経験をしながら、今のアタシが出来上 がった。まだまだ未熟。まだまだ未完成。 だけど今まで出会えた人たちはみんな素敵なヒトばかりだし、手酷く裏切ら れたことも、欺かれたこともなかったことが、今のアタシを作ってくれたと さえ思う。
まったくもってシアワセもんだ。
今じゃやりたいことが山積みで、時間が足りない状態だったりして。 「土日のミチヨさんは予約が必要なのよ」とたまこさんに言われようとも、 悶々としていた20代後半のアタシよりは、断然シアワセなのだ。
-------------------------------------------------------
これが今までのアタシの軌跡。
きっとアノ頃と少しも変わらないようでいて、実はいろんなところがバージ ョンアップしたアタシをみて、彼女はいったいどう思ったかな。 でもこれが今のアタシ。そしてこれが今のあなただよ。
お互い命を終えるそのときに、「いい人生だったなぁ」って思えるような 生き方をしたいね。まだまだ遅くないよ、まだまだ折り返し地点まで到着 してないよ。肩の力を抜いて歩いていくことが、どんなに大変なことか 今ならわかる。でもいつか、スキップしながら、太陽の光を浴びながら、 胸を張って、ふあふあと歩いていける自分になりたいね。
「きっとなれる」そう信じて、これからも生きてゆこうではないか友人よ。
|