ミツバチマーヤに負けました。
久し振りにいいお天気の休日だったので、溜め込んでた洗濯を一気に やった。シーツとか、布団カバーとか。
ベランダ全開にして鼻歌なんぞ歌いながら、庭の物干し竿に洗濯もの を干していた。洗濯が終わったら「反則王」を観ようと心に決めて いたので、心もウキウキ。
ビデオセット完了。
ハーゲンダッツ完了。(家でビデオを見る時に、なぜか欲しくなる)
ビデオ、テレビのリモコン完了。(側に置いておかないと落ち着かない)
スタート。
スキ、これ! やっぱりアレね。好きな作品ってのは、始まって10分で大体わかるね。
「少林サッカー」より3倍スキだ。(比べるほうが間違ってるかも^^;)
ハーゲンダッツ(ちなみにバナナ味)を食べつつ、映像に浸っていると。
ぶぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
ん?効果音かな?
するとまた、どこからともなく。
ぶぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
みると窓に黒い虫が止まってた。 別に害はなさそうだけど、あまりにも音が気になったので、近くにあった 新聞紙で「パシっ」と殺生してしまった。
やれやれ。
ん?
ぶぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
あれれ、殺生したはずなのに。 おそるおそる音のするほうをみると。
げっ、蜂じゃん!嫌いなんだよ、ハチ!きゃ〜、やめてっ!(≧□≦;)
ハチは窓ガラスに狂ったようにぶつかっている!
外に出たいんだ!なのになぜ外に出れないんだ!
くっそ〜!強行突破だ!…ハチ、学習することを知らず、バンバン窓ガラス直撃。
怖い…(。>_<。)
だって私の手には、「ハーゲンダッツバナナ味!」
しかも髪の毛には「整髪料てんこもり!」 (前日のナイナイサイズで、整髪料はハチを怒らせるって養蜂のおぢさんが言ってた)
咄嗟の判断にてキンチョールを探し当てた。 でも、万が一吹きかけてアイツを怒らせてしまったらどうしよう!
もう一度、新聞紙を握り締めてみた。
「ひとおもいに、やっちまおうか…。」
いやー!万が一外しちゃったら、逆襲にあっちゃう!刺される!
悩んだ末に、窓から逃がすのが一番賢明な気がしてきた。
ハチのすぐ側にある網戸をおそるおそる引き上げる。 でも勢いがないので、半分しかあかない。 それでも!頭のいいハチなら、外へ逃げてくれるはずなのだ。 だって網戸とハチは1mも離れていないのだから。
ほら、外の匂いがするでしょう?お庭にはお花も咲いていますよ。
お外はいいお天気ですよ。気持ちのいい昼下がりですよ。
なのに、ハチ、お前はバカか! なぜにお外に向かわずワタシに向かってくるのか!
ハーゲンダッツか?これが原因か?( ̄□ ̄;)))
逃げ惑うミチヨ。子供のころ刺されて以来、ハチは天敵なのだ。
ハチのマーヤは気がついたらしい。私はマーヤを脅かしているのではなく、 だた怯えているのだと。
マーヤは。
それからさんざん私をモテあそんだ。
威嚇してみたり、逃げると思わせて振り向きざまに突進してきたり。
それなのに数分の格闘後、まるでそれに飽きたかのように、ふい〜っと半開き の網戸から出て行った。
何事もなかったかのように。
悔しい、悔しい!ハチごときに、マーヤごときに、もてあそばれた。 君にとってはさぞや楽しい日曜の午後だったろうよ、マーヤ。
しばらくドキドキは収まらず、窓を全部閉め切って暑苦しい部屋のなか、 溶けたハーゲンダッツを舐めながら、「反則王」の続きをみた情けない人間、 ミチヨであった…。
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