母、我をなくし、そして立ち直る。
土曜日、お母さんがアタシの部屋をノックした。 私の部屋には、ただ今妖怪が住んでいるので、「げげ、叱られる!」と身構えた けれども、そんな母からでた言葉はこんなだった。
「お姉ちゃん、お母さんもうダメだわ…(しょんぼり&泣き声)」
なんだ、なんだ?? お父さんと喧嘩して別れるとでも言うのかい?でも夫婦喧嘩の声は、全然聞こえ なかったし。それともお金でも使い込んだか?革のコート内緒で買ったの知って るんだぞ?…恐る恐る「どうしたの?」と聞いてみる。
「血尿がでたの…(泣)」
ま、まじで〜? うちの母ってどういうわけか日曜日とか、深夜とかに発病するクセがあるのだ! 何度、救急病院に運んだことか。そしてその日はまた土曜日の深夜。>嫌な予感。 母は前に二度、尿管結石で入院している。そのときは七転八倒の痛みで、見て いて可哀相だったのだけど、今回は傷みは全くないらしい。
「きっと膀胱癌だわ…(うるうる)」
そんなぁ…。 でもとりあえず傷みはないというので、様子をみることにする。
日曜日。 朝からごそごそと何やら動き回る音。ん?…なに?>寝ぼけまなこ。 起きてみると、せっぱ詰まった母は、入院の用意をしている。ちょっとー、診察 する前から入院の用意かい?病院勤めのアタシは半ば呆れ顔。 ついでにタンスの中を掃除までし始めた…。
気持ちはわかる。私だって心配だし。 でもさー、そこまで自分を追い込まないでよぉ。とりあえず診察を受けてさ〜、 それで入院になったとしたら、私が用意くらいするわよぉ〜。 でも本人はいたって真剣だから、放っておくことにする。
んで日付は変わって今日。 母を病院に連れて行く。仕事は休めないので、病院の玄関まで。 何かあったら電話をもらう約束で、別れる。 っが、電話はこない。ってーことは入院は免れたってことだな。ちょっと安心。 仕事を終え、帰宅。 誰もいない。しかもテーブルは朝のまんま。おいおい、どこに行ったんだ?
夜9:00。 家の電話が鳴る。母からだった。
「おねーちゃーん、お母さんねー、今、新年会♪もうすぐ帰るから、ストーブ つけて待っててぇ〜ん」
ぶっ殺すっ!>この時は本当にそう思った(笑)
結局は腎に石があり、出血したらしい。泌尿器科を受診してこれから検査みたい。 もうっ!一応、心配してたのに!酔っ払ってるんじゃないわよ〜(T_T)
|