☆えーっと、いま現在は、七月刊行予定の「コンビニたそがれ堂〜奇跡の招待状」のゲラのやりとりをしているところです。 この本は、ジャイブさんからの「文庫書き下ろし」になります。 はっきりと大人向けのグレードになってしまったので、子ども読者さんだと、高校生以上じゃないと、文章その他が難しいかもしれません。 たまにはこういう漢字が多い本も楽しいですね(^-^)
今回のたそがれ堂は、前回よりも、厚い本になります。 予告その他では、「コンビニたそがれ堂2」となっていたのが、「2」がとれたのは、なんと、三巻以降も出していただける予定になったからです。 今後、何巻から手にとってもいいように、数字は振らないんだそうです。 ありがたやありがたや(^-^)
実は、二巻に入りきらなかった原稿(あらすじを用意していたんだけども、枚数が増えすぎて、描かなかった作品)が、とりあえず、二作分あるので、あと二作もお話を用意すれば、もう三冊目のたそがれ堂がでてしまうという、そういう状況だったりします…。
☆あとは、いま現在真っ最中なお仕事なのが、ベネッセの小学三年生向けの連載小説ですね。これは一年分先にまとめて原稿をお渡ししたのを、一ヶ月ごとに、きちんとやりとりして手直しするということをしています。 前にも書きましたが、担当さんが、元愛読者さんなので、かわいい(^-^) 仕事ぶりもセンスもよくて、責任感が強いので、作家としてはとても楽です。あとちょっとで、この連載も終わるのかと思うと、さみしいくらい。
子どもたちの感想文も、たまに見せていただくんですが、かわいいようv 三年生いいなあ、なんだか、ふわふわして、かわいいですねえ。 中学年向けの仕事ってあまり積極的には引き受けていなかったのですが(本来高学年グレード長編が書きやすい作家なので)、ちょっと考え方がかわりそうです。
☆このあとは、ポプラ社さんの秋予定の中学年向けの新刊(これがまた面白い話になる予定!)を書きつつ、角川書店さん「黄金旋律2」の準備に入るところです。 「黄金2」は、ハルシャ視点でスタートする(予定な)ので、いま現在、私の脳内には、もう赤い魔女ハルシャがいて、動いたりしゃべったり、うたったりしています。 長い小説を書くときって、大体、こんなふうに、脳内で主人公が暮らしている時間があるんですよね。 主人公が何かを感じ、考えるのは、私が考えていることのはずなんですが、不思議と彼ら彼女たちは、脳内で自律して生きているように、思いもよらないことを思ったり、つぶやいたりします。 きっと、無意識の世界の中に根を張って、そこから言葉をくみ上げてきてしゃべっているんでしょうね、彼らは。
臨くんやソウタをかくのも楽しいんですが、女の子キャラを描くのは華やかでかわいくていいんですよねえ。服や髪がそよいだりなびいたりする描写を描くのが好きなので、ヒロインを描写するのは好きです。 それと、ハルシャは魔女なので、二巻は魔法の描写ができる(^-^) 魔法の殺陣が描ける〜。わあい。たのしみだたのしみだ。
「黄金旋律」、一時期、九月刊行予定だったんですが、さすがにスケジュール的に無理なので、すみません、いまのところ、十二月予定です…。必ず、十二月刊行予定、ということで。ご…ごめんなさい。 でもそのかわり、たぶんまた厚めの本になると…思う(涙)。<なぜか涙
今度は、やたら明るい正義の味方な白馬の騎士とかでてくるし、いろいろと派手なシーンも多くなるので、ハリウッド映画かジブリのアニメか、ディズニーみたいな(どっちかというとディズニーかなあ?)、冒険!って感じのお話になると思います。それと、部分的に、世界名作劇場。
でもあの話、一応、SFなので、その辺の伏線もきちっとはったり回収したりもしなきゃなのでした。世界設定そのものに、からくりがある話なので。 ドラゴンに乗った謎のお兄さんは、最重要人物です。 …ああやっぱりまた、枚数がすごいことになるだろうなあ(遠い目)。
☆「くるみの冒険」の方は、おかげさまで、売れ行き好調な気配が? 愛読者カードにかいてある、子どもたちの感想や、読んだ子どもの声を聞くと、みんな、「くるみちゃんがかわいい」と気に入ってくれてるみたいで、わあい、やったぜ、と、喜んでいます。編集さんも、画家の巣町さんも大喜びだと思います(^-^) かわいい女の子を、かわいく書いた本ですからね、あれは♪ 「かわいい」といってもらえると、嬉しいv あの本も、ほんと、楽しいお仕事でした(^-^) くるみちゃん二巻は今のところ、来年二月の予定です。 まだ内容は考えていないけど、お化け屋敷の話にしようかなあと、ぼんやり思っているところ。あとは二月だから、バレンタインデーネタかなあ?
☆あ、それと…さりげなくこそっと、サイト風の丘通信は、お誕生日をまた迎えて通過しました。ありがとうございます。 本体をなかなか更新できていないので(実に新刊三冊分?の情報がアップできていないままだ…)、サイト主としては、ひそかに情けなかったりするんですが、まだまだ続く予定の風の丘なのでした。ここまできたら、おばあさんになって、ネットが無理になるまで続けてやろうかと。そのときは、ネット環境ってどんなになっているんでしょうね? 私がサイトを始めた頃は、まだまだダイヤルアップ接続で、テレホタイムなんて時間があって、みんな真夜中にしかネットしてませんでしたよ。 ISDNがどれほどありがたかったことか。ADSLは、ちょっと未来な感じで。光なんて、SFっぽい響きがあったなあ(遠い目)。 いまは普通にプロバイダやNTTが、「光にしませんか(^-^)」とか電話かけてくる時代になっちゃって。
まあでも、時間が流れるのっていいことで、昔紅茶の時間の常連だったこともたちが、どんどん育って、高校生になったり大学生になったりして、夢の実現に向かっているのを、掲示板で見たりすると、長くサイトやっててよかったな、と思います。
ほんと、旧シェーラをリアルで読んでいた子どもたちは、もう大学生なんですよねえ。 不思議なような、魔法みたいな、というような。
でも、ちっちゃい頃を知っている読者さんたちは、大きくなっても、心の奥の芯のようなものは変わっていないので、みんな最初から、「いま」の自分だったんだねえ、と、しみじみと感動したりします。
…と、ここでちょっと続きます。 今日(六月五日にもうなってる)の日付の日記に続く。
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